令和4年8月4日(木)にハワイ沖縄連合会のデイビッド・ジョーンズ会長一行が本学を訪問し、西田睦学長らと懇談を行いました。
懇談には、ハワイ沖縄連合会からジョン・イトムラ専務理事、パトリック・ミヤシロ前会長、ラバーン・ヒガ氏及びダニエル・チネン氏が、本学から石原昌英教授(国際地域創造学部)、宮國薫子准教授(国際地域創造学部)及び平良喜彦総合企画戦略部長も参加し懇談を行いました。
ジョーンズ会長からは、会長就任の挨拶に加え、連合会運営の方針として、人との繋がり、沖縄のルーツ・アイデンティティへの再認識及び相互扶助を目標とした「チュイシージー」*をテーマに取り組んでいくこと、また、人々の繋がりと伝統の継承に関して、新型コロナウイルス感染症の影響により失われていた対面による人的交流の重要性についてお話がありました。このほかイトムラ専務理事から、ハワイと本学との学生交流促進に関する奨学金等の財政支援の可能性について、ミヤシロ前会長からは本年10月に開催予定の第7回世界のウチナーンチュ大会におけるハワイ沖縄連合会と本学との交流の可能性についてお話がありました。西田学長からは、本学とハワイとの学術・学生交流について説明があったほか、奨学金の可能性について前向きに検討すること、また世界のウチナーンチュ大会についても、大会期間中にハワイ沖縄連合会と交流することも検討したいとの発言がありました。これらの懇談を踏まえ、今後、より一層に連携していくことが確認されました。
※「チュイシージー」は沖縄の方言でお互いに助け合う、お互い様という意味があります。
(左から)ハワイ沖縄連合会:チネン氏、ヒガ氏、ミヤシロ前会長、イトムラ専務理事、
ジョーンズ会長、琉球大学:西田学長、石原教授、宮國准教授、平良部長
懇談の様子