お知らせ

琉球大学と沖縄気象台が包括的連携協定を締結しました

 琉球大学と沖縄気象台は、令和3年3月30日、島嶼地域である沖縄県の災害の予防並びに被害軽減に資するとともに沖縄県の産業の発展や地域住民生活の向上に寄与することを目的として包括的連携協定を締結しました。
 これまでにも、沖縄気象台と観測成果の共有をはじめ、地域住民のための防災教室の共催、本学の講義へ講師を派遣いただくなど、様々な連携をしてきました。包括的な連携協定を締結することにより、双方の持つノウハウや強みを活かして防災に係る取組をより効果的に進めていくとともに、今後新たな分野での連携も期待できます。
 執り行われた締結式において西田睦学長は「沖縄県における災害の予防や軽減、また県内産業の発展や地域住民生活の向上に、共に協力して寄与したい」と挨拶しました。
また、沖縄気象台の吉田隆台長は「大学との連携により多くの成果をあげ、安全安心な地域づくりの強化に努めたい」と挨拶しました。 

【協定の内容】
①気象、地象及び水象による災害に関わる研究及び産業活動の創出・活性化に関すること
②気象、地象及び水象による災害発生時の現象解明に向けた共同調査の実施に関すること
③地域住民に対する防災知識の普及・啓発活動に関すること
④防災教育に関すること
⑤乙の業務に甲の学生及び教職員の研究成果・活動を活かすこと
⑥人材育成・キャリア形成に資する支援に関すること
⑦その他前条の目的を達成するために必要な事項

【想定される実施内容例】
①琉球大学と沖縄気象台での共同研究のさらなる推進
②気象災害発生時の現象解明に向けた共同調査の実施
③沖縄気象台職員による進路ロールモデルの紹介、インターンシップの実施
④産学官連携の推進
⑤新たな分野における連携
⑥各種イベントの共催

【協定の有効期限】
 締結日:令和3年3月30日から令和4年3月31日まで


沖縄気象台 吉田台長(左)、西田学長(右)


協定締結式出席者での記念撮影