琉球大学では1月28日(木)、大学本部棟4階第一会議室において、「1月期学長記者懇会」を開催しました。
今回は、令和2年司法試験の結果や在台湾県人会と本学の連携協力に関する覚書の締結について説明しました。また、沖縄市の保護者向けの子育て支援制度や、子どもの居場所に関する情報を提供する、子育て支援アプリ「サポートまるわかり(サポまる)」一般公開についての説明や、障がいや病気のある学生の就職活動支援について考える、令和2年沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催について案内しました。その他にも、学生主体のビジネスコンテストであるHult Prize 琉大2020(学内大会)の実施結果や、2020年度留学生地域交流事業について報告しました。
今回の懇談事項は以下のとおりです。
資料についてはこちらをご覧ください。
➀ 令和2年司法試験の結果について
(法務研究科長 清水一成)
概要:令和2年1月20日(水)に発表された令和2年司法試験結果についての報告。本学からは去年より1名増となる6名が合格し、合格率については法科大学院72校中21位(23,08%)となり、累積合格者数は71名となった。
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② 在台湾沖縄県人会との連携協力に関する覚書の締結について
(理事・副学長(地域貢献・国際交流・広報担当)牛窪潔)
概要:在台湾沖縄県人会と本学が連携協力に関する覚書を締結したことに関する説明。本学では現在台湾の20大学との交流協定が締結されており、交換留学や研究者交流等が活発に行われているが、今回の連携協力覚書の締結を通して連携を深めることにより、台湾に留学している本学学生の支援や台湾と沖縄との文化交流等のさらなる促進が期待される。
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➂ 子育て支援アプリ「サポートまるわかり(サポまる)」一般公開のお知らせ
(人文社会学部1年次 島袋鈴菜、理工学研究科 博士前期課程2年次 吉田裕行、理工学研究科 博士前期課程1年次 杉浦伊織)
概要:本学学生らが中心となり開発した、子育て支援アプリ「サポートまるわかり(サポまる)」一般公開についての説明。当アプリは、沖縄市の保護者向け子育て支援制度や子どもの居場所に関する情報を提供することを目的としており、「制度一覧」、「申請のめやす」、「居場所一覧」、「簡単な地図」の4機能に分かれ、それぞれ情報を提供する。
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➃令和2年度沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催について
(障がい学生支援室長 古川卓)
概要:令和3年2月18日(木)に開催される令和2年バリアフリーキャンパス研究会開催についての説明。去年に引き続き、「就職活動支援」と題したテーマにて、障がいや病気のある学生の就職活動における課題や支援等の対策について、様々な視点から探ることを目的として開催される。
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⑤Hult Prize 琉大2020実施報告について
(国際地域創造学部 教授 石川 隆士、法文学部 4年次 銘苅隆磨)
概要:令和2年12月20日(日)に開催されたHult Prize 琉大2020(学内大会)の結果報告。当大会は、世界最大の学生起業アイディアコンペであるハルトプライズ(Hult Prize)の企画として開催され、学内大会(Oncampus)には全8チームが参加した。「より良い社会のための食」をテーマに、それぞれがビジネスアイディアを発表し、チームReingが「フードロス×ペットフード」と題したテーマにて優勝を果たし、全国大会(Regionals)への参加が決定した。
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⑥公益財団法人中島記念国際交流財団助成による2020年度留学生地域交流事業の報告会について
(国際地域創造学部 教授 石川隆士)
概要:令和3年1月8日(月)、南城市役所にて開催された2020年度留学生地域交流事業報告会についての説明。本事業は、本学の留学生の短期受入「グローカルリーダーシッププログラム」によるSDGs課題解決活動を通じた留学生との交流促進を目的としており、今回の報告会では伊江島、南城市での観光資産モニタリング等の活動についてフィードバックプレゼンテーションを行った。
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懇談会の様子
令和2年司法試験の結果について説明する清水教授
在台湾沖縄県人会との連携協力に関する覚書締結について説明する牛窪理事
子育て支援サプリ「サポまる」について説明する島袋鈴菜さん(前列左)、吉田裕行さん(前列中央)、杉浦伊織さん(前列
右)
令和2年バリアフリーキャンパス研究会の開催について説明する古川教授
Hult Prize琉大2020 について説明する銘苅隆磨さん
2020年度留学生地域交流事業について説明する石川教授