令和4年11月15日(火)に在日ペルー大使館のロベルト・セミナリオ大使一行が本学を訪問し、西田学長らと懇談を行いました。懇談には、在日ペルー大使館からアレハンドロ・イダルゴニ氏、高山サンドラ氏が、本学からカストロ・ホワン・ホセ教授(工学部)が参加し懇談を行いました。
セミナリオ大使からは、ペルーは中南米の国々の中で最初に日本が外交関係を結んだ国であること、南米で最初に日本人移民が移住した国である旨の説明があり、両国の友好関係についてお話がありました。また、2023年は日本とペルーが外交を開始して150周年の年となり、本学とも何かしらの交流イベントを実施できないか検討したいと提案がありました。
西田学長からは、本学の紹介を行ったほか、沖縄県は日本有数の移民県であり、中南米地域にも多くの移民を送り出してきた歴史についてお話がありました。また、本学との中南米との交流について、協定校との連携に加え、各沖縄県人会との交流についても説明がありました。
カストロ教授からは、2019年に開催された日秘大学学長会議について、当時の懇談内容やペルーの大学との交流の可能性についてお話があったほか、11月に開催した第7回世界のウチナーンチュ大会2022記念シンポジウム「琉球大学と中南米県系人との未来連携を考える~これまでの取り組み、今後の展望~」及び本学が新たに創設を目指している奨学金制度について説明がありました。これらの懇談を踏まえ、今後、双方が国際交流協定の締結を含めた学術・学生交流に向けてより一層に連携していくことを確認しました。
懇談の様子
(左から)高山氏、イダルゴニ氏、セミナリオ大使、西田学長、カストロ教授