お知らせ

10月期学長記者懇談会を開催しました

10月期学長記者懇談会を開催しました。琉球大学では、10月24日(木)、大学本部棟2階第二会議室において「10月期学長記者懇談会」を開催しました。今回は、大学の取組として教職大学院の「専門実践教育訓練指定講座」指定や沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催、附属図書館・博物館による中城村での企画展等について紹介しました。また、研究成果等の紹介では平野教授(国際地域創造学部)と畑中特命准教授(地域連携企画室)、押海主任URA(研究企画室)にそれぞれの取組等について紹介を行っていただきました。

 今回の懇談事項は以下のとおりです。
 資料については、こちらをご覧ください。

懇談事項

① 教職大学院の厚生労働省「専門実践教育訓練指定講座」指定について(説明者:教育学研究科 吉田 安規良 教授)
概要:令和元年10月から本学教職大学院が厚生労働省の専門実践教育訓練の指定講座に認定されたことの紹介。指定講座に認定されると、働く方を支援するため、一定条件の下、教育訓練施設に支払った経費の一部が、ハローワークより支給される。その給付例や申請手続きの紹介。

 

② 産学連携によるSDGsカードゲーム体験会の開催について(説明者:国際地域創造学部 平野 典男 教授)
概要:沖縄ツーリスト、OTSサービス経営研究所の協力を得て、国際地域創造学部の講義科目「観光とサステナビリティ」で、令和元年11月9日(土)に1年次学生を対象に、2030SDGsカードゲームを実施することについて紹介。大学で100人規模の学生を対象に実施するのは県内初の試みであり、学生がゲームを通じて、能動的に学修することにより、より深くSDGsの本質を理解してもらう点に狙いがある。

 

③ 令和元年度沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催について(説明者:障がい学生支援室 古川 卓 室長)
概要:令和元年12月9日(月)に開催される令和元年度沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催に係る紹介。今年度は「障がいや病気のある学生の就職活動支援」をテーマに、川人 誠氏(株式会社ジェイ・ブロード大学担当取締役)、根木 佐知子氏(NHK福岡放送局企画総務部)がそれぞれ講演を行う。

 

④ 台湾協定校・琉球大学連絡会の開催について(説明者:鈴木 直 総合企画戦略部 国際連携推進課長)
概要:令和元年9月28日(土)、台北市 集思台大曾議中心にて開催された台湾協定校・琉球大学連絡会の紹介。今回の台湾訪問は、よりクリエイティブな教育交流の実現に向けた教員間の交流を促進することを目的としたものである。本連絡会には協定校11校、及び締結を希望している大学1校、総勢35名の参加があり、第1部では本学の紹介­や各協定校の紹介プレゼンテーション、第2部では自由懇談が行われた。

 

⑤ 附属図書館・博物館による中城村での企画展について(説明者:佐藤 秀 附属図書館 情報サービス課長)
概要:令和元年11月1日(金)から11月18日(月)にかけて、中城村護佐丸歴史資料図書館にて開催される本学附属図書館・博物館(風樹館)企画展「いまとむかしの中城」についての紹介。本学所蔵の貴重な古文書や標本、写真資料等の学術資料の展示を行う。

 

⑥ 第6回琉球大学ホームカミングデーの開催について(説明者:湧川 均 総務部総務課長)
概要:令和元年11月23日(土)、本学全保連ステーション、生協 中央食堂にて開催される第6回琉球大学ホームカミングデーについての紹介。本学卒業生が世代を超えて交流し、琉球大学の「今」を知ってもらうことを目的としており、本学の卒業生である比嘉 俊次氏(RBC琉球放送報道株式会社 制作局専任局長)による「琉大で学んだこと」と題した講演や留学生による発表、教員による研究紹介等を行う。

 

⑦ 地域公共人材の資格制度「初級地域公共政策士」資格プログラムの開講について(説明者:地域連携推進機構 地域連携企画室 畑中 寛 特命准教授)
概要:本学で10月から開講している「目的別人材育成プログラム」(19科目)の内、6科目が「初級地域公共政策士」の認証科目に認定されたことの紹介。当該資格は、自治体職員、公共に関わる企業等の担当者を対象に「地域公共人材」として地域課題解決に対して実践的能力を認定する職能資格制度で、認定を受けた大学の正規科目が認証科目となっていることが特色である。また、本学学生が対象科目の単位を取得することで、「初級地域公共政策士」資格の取得が可能となった。

 

⑧「水の環でつなげる南の島のくらし」プロジェクトのサイエンスアゴラへの出展について(説明者:研究推進機構 研究企画室 押海 圭一 主任URA)
概要:令和元年11月17日(日)、テレコムセンタービル8階(東京都江東区)にて開催される日本最大級のサイエンスコミュニケーションイベント「サイエンスアゴラ2019ワークショップ」に本学の学際的研究チームが参加し、開発した社会課題解決型コミュニケーションツールのボードゲーム「すいまーる」をもとに「南の島の”ぬちぐすい(命の水)”を守れ!~ボードゲームから考える水と私たちのくらし~」と題した研究成果報告会を行うことに関する紹介。

 

⑨ 日本経済新聞社による大学の「地域貢献度」調査結果について(説明者:牛窪 潔 理事・副学長)
概要:日本経済新聞社が全国755大学を対象に実施した地域貢献度調査について、本学のランキングが8位(前回調査41位)であったことの報告。総合得点は100点満点(5分野)で構成されており、本学は「組織・制度」、「学生・住民」の分野でそれぞれ1位、9位であった。

 


【懇談会の様子】


【沖縄バリアフリーキャンパス研究会の開催について説明を行う古川障害学生支援室長(左)】


【附属図書館・博物館による中城村での企画展について説明を行う佐藤附属図書館情報サービス課長】


【地域公共人材の資格制度「初級地域公共政策士」資格プログラムの開講について説明を行う畑中地域連携企画室特命准教授】


【「水の環でつなげる南の島のくらし」プロジェクトのサイエンスアゴラへの出展について説明を行う押海研究企画室URA】


【日本経済新聞社による大学の「地域貢献度」調査結果について説明を行う牛窪理事(地域・社会連携担当)(中央)、西田学長(右)】