お知らせ

琉球大学農水一体型サステイナブル陸上養殖共創拠点形成基金の創設について

 この度、琉球大学 共創の場本格型プロジェクト(プロジェクトリーダー:竹村明洋教授(理学部))にて、新たに「食」「エネルギー」、そして「人材」の好循環による循環社会モデルの形成を目指す「琉球大学農水一体型サステイナブル陸上養殖共創拠点形成基金」を創設しました。

 当基金による研究開発は、我が国や世界の食糧生産に関わる将来課題となる、人口増に伴う食糧不足、エネルギー供給の持続可能性等を、農業と水産業の垣根をとりさった新産業で解決し、世界の若者が主役として食を育て提供する資源循環型共生社会の実現を目指しています。地域産業の活性化を図りつつ、沖縄の強みとなる地理的特性や文化的背景、アジア・太平洋へのゲートウェイとしての役割を活用してグローバル人材の育成も推進していきます。

 先般の台風6号は、沖縄県の各方面に甚大な被害をもたらし、当研究の実証施設にも同様の傷跡を残しました。これからの未来に向けた新産業の創出のためには、災害にも強い施設に強靭化していくための施設整備が喫緊の課題となっています。現在、農水一体型のサステイナブル陸上養殖システム(沖縄モデル)の研究開発を行い、県内・国内外へ展開するための実証実験フィールドを千原キャンパス内に設置する準備を進めています。 大学と多くの皆様の共創により叶える未来へ、当基金への皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

※個人・法人からオンライン決済または口座振り込みによるご寄附を承っております。 詳細については、下記の琉球大学基金WEB サイトをご覧ください。

琉球大学農水一体型サステイナブル陸上養殖共創拠点形成基金WEBサイト

【本格型】琉球大学COI-NEXTサステイナブル陸上養殖拠点WEBWEBサイト 

※JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」2022年度より本格型に昇格したプロジェクト「資源循環型共生社会実現に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクト」として、陸上養殖システムの研究開発とともに生産魚の商品開発等を未来ビジョン実現に向けて取り組んでいます。