2023年5月22日、73回目となる開学記念日の行事として、「護国寺の鐘打鐘」と「開学記念日講演」を挙行しました。
はじめに、本部棟前において来賓及び役員列席の下、棈松総務課長から「護国寺の鐘」の来歴説明がなされ、次いで、木暮理事・副学長（西田学長の代理）並びに幸喜同窓会長により、本学の更なる発展を祈念して打鐘が行われました。
護国寺の鐘を打つ木暮理事
幸喜同窓会長
引き続き、50周年記念館において、文部科学省 大臣官房政策課 サイバーセキュリティ・情報化推進室の坂本 秀敬 室長を講師に招き、「いま大学に求められるＤＸ推進とは～“琉球大学流ＤＸ”の推進に向けて」と題した講演が、対面とオンライン同時配信のハイブリッド形式で実施され、役職員７７名が参加しました。
講演を行う坂本室長
講演に熱心に聞き入る役職員
講演会では、まず、「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」及び「デジタル・ガバメント実行計画」の策定やデジタル庁の発足等、コロナ禍を契機に加速した行政全体でのDX関連施策の説明がありました。
続いて、文部科学省、北海道の乳牛牧場、静岡県三島市教育委員会でのDXに係る取り組みの紹介がありました。
そして、最後のまとめとして、本学でのDXの成功のためには、①琉球大学ＤＸの最終的なゴールを明確に定義し、それを学内で意識共有を行い、全学的な一体感を持ってＤＸを進めて行くこと、➁保有データをどのように連携させて活かせるか、➂すべてのステークホルダーがDXの成果を享受できるように「三方よしの精神」の3点が大事なるになるのではないかとのお話しがありました。
講演後に設けられた質疑応答では、時間いっぱいに活発な意見交換がなされ、盛会のうちに終了しました。
閉会にあたって、本学の情報担当理事の大城理事・副学長から、RX（琉大トランスフォーメーション：Ryudai Transformationの略称）の一環として推進している本学のDXについて、いただいた助言を積極的に本学の取組に活かしていきたいとの挨拶があった。
質問をする岡崎RX担当副理事・副学長
閉会の挨拶を行う大城理事
講演の動画は「こちら（学内限定）」でご覧いただけます。
