お知らせ

グアム大学協定締結30周年記念等シンポジウム開催について

 本学はグアム大学との、国際交流協定締結30周年を記念して、平成31年2月19日(火)に国際交流協定締結30周年を記念して、「グアム大学・琉球大学交流協定締結30周年記念等シンポジウム」を琉球大学にて共同開催し、研究者・学生を含む50名以上が参加しました。

 本学とグアム大学は、1988年の学術交流協定締結以来、幅広い分野での学術交流を積み重ねており、本シンポジウムでは、初めに、記念式典でこれまでの交流実績の紹介が行われ、その足跡を振り返りました。

 続いて、グアム大学ロバート・アンダーウッド名誉学長の「島嶼の視点から見た高等教育と政治」についての招待講演及びグアム大学トーマス・クライス学長の「島嶼規模のインパクト:島嶼を中核とした国際交流プログラムの推進」についての招待講演が行われました。

 その後、本年度8月文部科学省より採択を受けた「大学の世界展開力強化事業」シンポジウムを開催し、石川隆士学長補佐より本学が実施中の「COIL型教育を活用した太平洋島嶼地域の持続的発展に資するグローバルリーダーの育成」プロジェクトについて、事業紹介がありました。本プロジェクトは本学の特色やアジア太平洋地域とのこれまでの交流実績を活かして、沖縄県と太平洋島嶼地域に共通する島嶼性や特殊性、経済、環境、教育等の共通課題について学び、島嶼地域の課題解決に資するグローバル人材育成を目標としています。COIL型教育の活用事例として、「Sustainable Agriculture(持続可能な農業)」について、グアム大学自然・応用科学部学生及び本学農学部学生によるオンラインプレゼンテーションを行いました。また引き続き、本学理事等及びグアム大学学長等によるパネルディスカッションを行い、グアム大学、ハワイ大学及び本学を中心とした太平洋島嶼地域13大学で行われる、教育連携・学生交流プログラムの課題について、有意義な討論が行われました。

 本シンポジウムの開催をきっかけに、多様な分野における学術交流や、「大学の世界展開力強化事業」をはじめとする教育連携・学生交流が一層促進すると共に、益々両校の絆が深まることが期待されます。