~2020年、琉球大学は開学70周年を迎えます。~
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令和2年1月21日(火)から24日(金)の日程で本学の西田睦学長をはじめ、新田早苗総合企画戦略部長及び国際連携推進課職員が、本学と最も交流が活発な地域の一つである米国ハワイ州を訪問しました。
1月22日(水)にハワイ大学デイヴィッド・ラスナー総長、マイケル・ブルーノ副総長を訪問し、ハワイ大学マノア校との覚書の調印及び学生交流協定の更新を行いました。ハワイ大学システムとは1988年11月に学術交流協定を締結以降、多分野に渡って活発な教育・研究交流を行っており、2018年には協定締結30周年シンポジウムをハワイにて開催しています。今回、ハワイ大学の規則改正によりキャンパス単位での覚書を締結することになり、ハワイ大学システムの基幹校であるマノア校との覚書を締結する運びとなりました。併せて、学生交流協定の更新も行い、今後の教育・研究交流について意見交換を行いました。ハワイ大学の各キャンパスとは、平成30年に本学が採択された大学の世界展開力強化事業での連携も行っているほか、マノア校に引き続き各キャンパスとの覚書等も締結する予定であるため、今後は学生交流でも活発な交流が見込まれます。
1月23日(木)には、ハワイ沖縄連合会(Hawaii United Okinawa Association : HUOA)を訪問し、ハワイ沖縄センターにて連携協力に関する覚書調印式が執り行われました。同連合会とはこれまでも本学の移民研究にご支援をいただくなど、活発な交流を行っていますが、覚書締結によって従来から行われてきた交流をより組織的に推進することを目的としています。リン・ミヤヒラ会長からはこれまでの交流が正式な形で覚書となったことは喜ばしいことであり、今後も活発に相互の交流を進めたい旨が述べられました。西田学長からは、本学学生、教員への長年の支援に対する感謝とともに、今回の覚書締結を機に、同連合会と本学との絆をこれまで以上に深め、より活発な教育・研究交流を発展させたい旨を伝えました。
調印式終了後には、同センター内にて懇親会が開催され、ミヤヒラ会長のほか、パトリック・ミヤシロ次期会長、ジョン・イトムラ専務理事ら同連合会のメンバー約15名が出席し、西田学長をはじめ、本学からの訪問者との親睦を深めました。
ハワイ滞在期間中は、このほか、東西センターのヴォルステック総長訪問や東西センター内に設置している本学のハワイリエゾンオフィスの訪問、ハワイ大学ハワイ海洋生物学研究所の訪問などを行いました。また、沖縄県系人の有志の方々の主催による夕食歓迎会も開催され、在ハワイ沖縄県系人のほか琉球大学や沖縄からハワイ大学に留学している学生、ハワイ大学関係者らとの懇談を行うことができ、大変有意義な訪問となりました。
今回の訪問と覚書等の締結を通じ、各機関との絆を更に深め、多分野・多方面に渡る交流をますます促進することで、本学の国際化に寄与することを目指しています。
ハワイ大学マノア校との覚書調印
ハワイ大学総長らと懇談会の様子
東西センター総長訪問
ハワイ沖縄連合会との覚書調印
HUOA役員らによる歓迎パフォーマンス
本学からハワイ大学へ寄贈したシーサーと
県系人有志らによる懇談会
Robert Huey本学元経営協議会委員らと
ハワイ大学マノア校ハワイ海洋生物学研究所訪問
ハワイ大学マノア校図書館阪巻・宝玲文庫訪問