お知らせ

琉球大学・JICA沖縄合同イベント「アフリカをもっと知ろう!」を開催

 令和元年6月25日(火)、琉球大学附属図書館のラーニング・コモンズにおいて、琉球大学とJICA沖縄による合同イベント「アフリカをもっと知ろう!」セミナーが開催されました。
 これは、今年8月に横浜で開催される「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」に向けて、アフリカへの関心を喚起し、日本およびJICAのアフリカ協力に関する理解促進や国際協力への参加意識の醸成を図ることを目的として行われたものです。セミナーには、本学の学生、教職員、アフリカからの留学生など約60名が参加しました。

 第1部では、小林潤 医学部教授の開会挨拶に続き、JICA南スーダン事務所 友成晋也所長が「平和構築とスポーツ」と題し、南スーダンの独立と紛争、スポーツを通じた民族融和と平和促進の取組について講演を行いました。
 続いて、JICAマダガスカル事務所の梅本真司所長が「マダガスカルと日本 ~自由で開かれたインド太平洋構想推進に向けて」と題し、マダガスカル国の概要や日本の外交政策におけるマダガスカルの役割と可能性について講演しました。
 引き続き、農学部のバム・ラザフィンラベ准教授(マダガスカル出身)が、「マダガスカル及びその持続可能な開発に関する挑戦と展望の紹介」と題して、マダガスカルにおける観光や防災について講演を行いました。

 第2部では、JICA海外協力隊経験者でJICA沖縄の専門嘱託 西原浩平氏が「青年海外協力隊の活動~カメルーンでのコンピュータ技術教育」と題して、協力隊になったきっかけや派遣国での体験談についてお話しされました。
 セミナー後は、生協中央食堂で懇親会が開催され、本学学生もJICA職員やアフリカ諸国からの留学生と積極的に交流し、閉会の時間が過ぎても話しがつきないほどの盛会となりました。

JICA南スーダン 友成所長

JICAマダガスカル 梅本所長

農学部 バム准教授

元青年海外協力隊員 西原氏

 質疑応答の様子

懇親会の様子

学生と歓談する友成所長(中央)

井上理事とJICA 沖縄 佐野所長(右)