2025年5月19日(月)、タイ王国の農業研究開発庁(ARDA:Agricultural Research Development Agency)及び同国の大学や研究機関からVicharn Ingsrisawang事務局長を含む30名の代表団が本学を訪問されました。本学からは、喜納 育江 学長、木暮 一啓 理事・副学長(国際連携担当)、本学顧問であるダニエル・チネン氏、農学部の関係教職員が出席し、また、長年タイとの交流を続けてきた鈴木 規之 本学名誉教授も同席しました。
懇談では、Vicharn 事務局長から喜納 学長に対し、本学初の女性学長就任のお祝いの言葉がありました。さらに、「今後も農業分野の研究において、さらなる交流を深めていきたい」とのご意向が示されました。喜納 学長からは、「ARDA代表団には多くの女性がお見えになっており、活躍している姿に大きな刺激を受けました。ARDAとの協定を通じて、今後の交流がさらに進展していくことを嬉しく思い、心より感謝申し上げます。」との発言がありました。
ARDAは、タイ王国・農林水産省の管轄下にある公的機関であり、国内外の学術機関と連携し、農業分野の研究者支援、人材育成、そして持続可能な農業の発展に向けて取り組んでいます。本学とは、2025年2月28日に学術交流覚書を締結しており、それ以前からも陸上養殖施設の視察や相互訪問など、交流を重ねてきました。本学は、今後もARDAとの協力を深め、農業分野における研究をともに推進していきます。
※参考:2025年2月28日 本学とARDAのMOU締結に関するお知らせ
表敬訪問後には、本学農学部の研究圃場、亜熱帯フィールド科学教育研究センター及びCOI-NEXTプロジェクト「資源循環型共生社会実現に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖のグローバル拠点」における陸上養殖の施設等を視察し、訪問団の皆様は各所での説明に熱心に耳を傾け、教職員との活発な意見交換が行われました。
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