お知らせ

伊是名中学校2年生が琉球大学を訪問しました

 琉球大学医学部保健学科・大学院保健学研究科ではアイランドヘルス教育・研究拠点形成を進めており、グローバル・グローカルの両面からアジア島嶼地域や県内の離島と協働活動を実施しています。特にグローカルな取り組みとして昨年は「令和5年度 琉球大学 つながる離島広がる未来プロジェクト」の助成を受けて、伊是名中学校生徒に対する防災授業を展開しました。その結果、去る4月3日に起こった台湾花蓮県東方の沖合で発生したマグニチュード7.7の地震による津波警報の際には、生徒たちは率先して避難を行い、避難所においても避難者の方々にマットや椅子を出すなど発災時のリーダー的存在として活動できたと伊是名中学校の先生方から嬉しい報告がありました。
 今年度は更に、「令和6年度 琉球大学 地域協働プロジェクト推進事業」の助成を受け、引き続き、伊是名中学校をフィールドとして島嶼地域防災リーダー育成授業を展開しています。
 そのような中、10月11日(金)、伊是名中学校2年生9名と教諭4名が、職業体験授業で沖縄本島に来られた際、琉球大学まで会いに来てくれました。
 保健学科では、保健学研究科博士前期課程(国際地域保健学)大学院生の田平 楓(たびら かえで)さんが助産師の仕事や保健学科での学生生活について、また、臨床検査コースについては、原嶋奈々江教授から臨床検査技師の仕事などについて、笑いを交えながら、分かりやすく説明していただきました。生徒たちは緊張しながらも興味深そうに聞き入っていました。その後は、保健学研究科長である平井到教授とともに、大学本部に移動し、西田睦学長や石原昌英理事・副学長(教育・学生支援・国際交流担当)との懇談会に臨み、職業体験授業の感想や将来の夢などについて語り合いました。魚の研究の話に花が咲き、西田学長から「自分の好きな勉強をするために是非、琉球大学に来てください」とエールが送られました。
 懇談会終了後は、構内を散策し、中央食堂で楽しいランチタイムを過ごしました。

伊是名中学校生徒の皆さんの夢が実現するように応援しています!