お知らせ

琉球大学SD研修「令和5年度大学評価・IR研修-基礎編-」を開催しました

 本学では、事務系職員の能力及び資質向上を目的として、体系的なSD(スタッフ・ディベロップメント)研修を実施しています。今回は、そのうちの若手事務系職員の必修科目である「大学評価・IR研修-基礎編-」が、第1部「大学評価とIR」と、第2部「大学評価・IRのための初級統計」に分けて、9月13日から29日の期間にオンデマンド配信(事前に収録した講義動画をインターネット配信する形式)にて大学評価IRマネジメントセンターの主催で実施されました。

 当研修は、大学評価やIR、統計の基本的知識を習得させることにより、職員の資質の向上を図ることを目的としており、若手事務系職員を中心として多くの教職員が参加しました(第1部及び第2部の参加者31名)。

 当センターの吉田望講師を研修講師に迎えて行われた第1部では、大学評価及びIRの概略、本学の質保証体制について講義が配信されました。

 第2部では、尺度水準、データの代表値や散らばりの指標、相関係数、ヒストグラムと箱ひげ図等について、練習問題や作図の実習を交えた講義が配信されました。

 研修後のアンケートでは、「これまでは大学評価やIRと聞いてもあまり意味が分からなかったが、研修を通してイメージしやすくなった。」「統計の知識、基礎を振り返り、示しているデータ結果の読み取り方(捉え方)について理解することができた。」等の意見が寄せられました。

 評価やIRはPDCAサイクルによる内部質保証実現のための仕組みやツールであり、本学構成員には評価・IRについての理解が求められています。当センターは、今後もSD研修を継続することにより、これらのマインドを涵養し、内部質保証を推進する環境を整えていきます。

 

研修資料は以下に掲載(学内限定)
URL  https://gspd.skr.u-ryukyu.ac.jp/raimc/?p=2099

 

                                 

 【講義の様子】