お知らせ

市民公開講座『琉球大学医学部の研究の紹介』を開催しました 目標3:すべての人に健康と福祉を

 2023年10月8日(日)、沖縄県立博物館・美術館において、市民公開講座『琉球大学医学部の研究の紹介』を開催しました。
 琉球大学医学部では、沖縄県の医療の向上を目指して、先端的な医学研究を行っています。本市民公開講座は、日本薬理学会の協賛により開催され、沖縄県民の皆さんに琉球大学医学部がどんな研究を行っているのかを広く知っていただくことと、薬の知識を広めることを目的としています。
講座の冒頭に、筒井正人医学部長・医学研究科長(日本薬理学会所属)が開会の挨拶と琉球大学医学部の移転事業の紹介を行い、その後、各講演がおこなわれました。

山本和子 教授(琉球大学病院第一内科)
『ウイルス感染症の流行における沖縄県の特異性』

益崎裕章 教授(同病院第二内科)
『沖縄県に多く見られる糖尿病・肥満症・がんの創薬開発における世界最先端の研究成果』

石田明夫 准教授(同病院第三内科)
『パプアニューギニアにおける臨床研究から得られた全く新しい血管老化と高血圧のメカニズム』

高槻光寿 教授(同病院第一外科)  
『沖縄県において近年確立された肝臓移植』

喜瀬勇也 講師(同病院第二外科)
『大動脈瘤の手術において脊髄虚血の合併症を完全に予防しえた画期的成果』

 特別講演では、熊本大学薬学部の首藤剛准教授が長寿薬のスクリーニングに有用な技術の開発を紹介されました。
最後に、岸本英博副医学部長が、琉球大学医学部を代表して謝辞と閉会の挨拶を述べました。
 沖縄県の全域から58名の参加者があり、活発な質疑応答が行われ、本市民公開講座は成功裏に終了しました。

①公開講座の様子
②公開講座の様子

③公開講座の様子

登壇者で記念撮影