お知らせ

西田学長等がハワイの連携機関を訪問しました

 2023年8月29日(火)~9月4日(月)の日程で本学の西田睦 学長をはじめ、石原昌英 理事・副学長(教育・学生支援・国際交流担当)、国際連携推進課、国際教育課の教職員が本学で最も交流が活発な地域のひとつであるハワイを訪問しました。

 今回の訪問では、ハワイ大学ヒロ校、マノア校、カピオラニコミュニティカレッジ、東西センターを訪れ、関係者等との懇談、MOUの調印を執り行いました。ハワイ大学システム※とは1988年に学術交流協定を締結して以降、多分野に渡って活発な教育・研究交流を行っており、2018年度採択「大学の世界展開力強化事業」での連携により協力関係をさらに発展させてきました。懇談では、ダブルディグリーやジョイントディグリーによる共同学位の可能性について継続的に意見交換を行うことや、現在申請中の2023年度「大学の世界展開力強化事業」に関してCOILや共同シンポジウムの開催について協力し実施することが確認されました。今回の訪問を契機として、さらなる連携・協力関係の強化が期待されます。

 また、本学連携機関のハワイ沖縄連合会(Hawaii United Okinawa Association)が主催・運営する41st Okinawan Festivalを訪問し、関係者への挨拶及び本学の出展ブースを視察しました。Okinawan Festivalは1971年に始まり、現在では世界各国から約50,000人が訪れ、2,000人以上のボランティアが参加するハワイで一番大きなエスニック系のイベントへ発展してきました。ハワイでの沖縄県系人ネットワークは強く継承されており、本学でもハワイ沖縄連合会と積極的に連携し、本学留学生のハワイ現地での支援体制の整備等を行っています。

 ハワイ滞在期間中は沖縄県関係者、小渕沖縄教育研究プログラム奨学生(本学卒業生)や本学への元留学生など、多くの方と懇談を行うことができ大変有意義な機会となりました。本訪問により新たに構築、さらに発展させたネットワークを活用し、本学の国際連携・国際交流を推進して参ります。

※ハワイ大学システムは、3つの4年制大学と7つのコミュニティ・カレッジで構成されています。本学は1988年にハワイ大学システムと交流協定を締結していますが、ハワイ大学側の規則改正に伴い、キャンパス単位での協定締結を現在進めています。
  • ■ハワイ大学ヒロ校訪問
    (左から)石原理事、Keiki Kawaiʻaeʻa 副学長、
    西田学長、Ka‘iu Kimura ハワイ語学部長
  • ■ハワイ大学マノア校訪問
    (左から)Michael S. Bruno 副総長、西田学長、
    David Lassner 総長、石原理事
  • ■東西センター訪問
    (左から)Daniel Chinen 沖縄駐在担当、西田学
    長、Ann Hartman 教育プログラム長、石原理事、
    John Tasato シニアフェロー
  • ■カピオラニコミュニティカレッジ訪問(MOU 調印)
    (左から)Joseph Overton 国際部長、Misaki
    Takabayashi 学長、西田学長、石原理事
  • ■Okinawan Festival 訪問:インタビューを受ける様子
  • 琉大ブース視察の様子