お知らせ

琉球大学とISCOが産学連携協定を締結

 国立大学法人琉球大学は、一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター(以下ISCO)とSDGsの理念の下、緊密な情報交換に基づく産学連携活動の推進及び研究成果の地域社会への還元を通じて、持続可能な発展の実現に貢献することを目的とした産学連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。

■締結日          2023年3月8日
■連携内容

(1)地域社会の持続可能な発展に関すること
(2)社会課題の解決に資する新技術の創出に関すること
(3)持続可能な発展に向けた教育の相互支援及び推進と人材育成に関すること
(4)その他、本協定の趣旨・目的達成のために必要と認める事項

■想定する実施内容例
(1)社会課題の解決に資する共同プロジェクトなどの企画立案・実施
 琉球大学が代表機関のJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」本格型プロジェクト(理学部:竹村明洋PL)において、社会実装に向けた取り組みにISCOが参画します。

(2)大学発スタートアップの創出・成長を推進する施設の開設
 社会課題の解決に資する大学発スタートアップの創出・成長を推進する施設*「Startup Lab Ryudai」【通称:琉ラボ】を、琉球大学内に2023年7月下旬に開設予定としています。沖縄県とともにスタートアップエコシステムコンソーシアムの設立に携わったISCOは外部専門機関として当該施設の立上げと運営に参画します。

*施設の概要:
 この施設は交流拠点、コワーキングスペース、HUB機能、各種イベント・交流会の場としてご利用いただけます。コミュニティマネージャーが常駐しておりますので、研究課題の社会実装や学生・研究者の起業支援、起業後の県内外の企業や外部機関への連携をサポートします。

■ISCOの役割
今回の琉球大学との産学連携協定においては、大学に潜在する研究成果を掘り起こし、社会実装に向けたさまざまなプログラムを提供することで新ビジネス創出を支援し、社会課題の解決へ寄与いたします。これらの支援を通して、地域のIT産業とのさらなる連携とオープンイノベーションによる新たな価値共創に期待し、協定締結を機に、より一層の産学連携強化を目指します。

■琉球大学
・所在地:沖縄県中頭郡西原町字千原1番地
・学長:西田 睦
・設立:1950年
・学部:国際地域創造学部、人文社会学部、教育学部、理学部、医学部、工学部、農学部
・琉球大学HP:https://www.u-ryukyu.ac.jp/

■沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)
 ITを活用した産業の成長戦略を提示し、産業全体の生産性と国際競争力を向上させるための司令塔として、2018年5月に官民共同で設立されました。
 沖縄県経済の振興を図る産業支援機関として、県内経済の課題解決と新たな価値創造を実現するため、最先端のITイノベーションを活用する場と機会を提供します。
・ISCO HP:https://isc-okinawa.org/

【本件に関するお問い合わせ先】
国立大学法人琉球大学
総合企画戦略部研究推進課産学連携推進係
E-mail:sangaku@acs.u-ryukyu.ac.jp

 

一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター
アクセラレーションセクション
担当:新垣、吉永、兼村
E-mail:startuplabryudai@isc-okinawa.org

 

【プレスリリース】琉球大学とISCOが産学連携協定を締結