琉球大学と沖縄セルラー電話株式会社(代表取締役社長:湯淺英雄、以下沖縄セルラー)、KDDI株式会社(代表取締役社長:髙橋誠、以下KDDI)は、令和3年3月26日、人的・知的資源の交流と活用を図り、包括的な連携のもと、教育、研究等の分野において相互に協力し、ICT等を活用した地域社会の持続的な発展と人材育成及び学術研究の振興に寄与することを目的として連携協定(以下、本協定)に締結しました。
1.本協定の連携・協力する分野
①教育、研究、文化の発展・向上における相互支援に関すること
②地域社会の発展・活性化に関すること
③琉球大学の学生及び教職員と、沖縄セルラー及びKDDIの社員の相互交流に関すること
④琉大の人材育成・キャリア形成に資する支援に関すること
⑤沖縄セルラー及びKDDIの業務に琉球大学の学生及び教職員の研究成果・活動を活かすこと
⑥その他、前条の目的を達成するために必要な事項に関すること
2.本協定の有効期限
締結日:2021年4月1日から2022年3月31日まで
本協定を通じて、琉球大学と沖縄セルラー、KDDIは、次世代をリードする人材の育成、相互連携と協働による活動を推進し、5G時代を見据えたICTをはじめとする双方の資源を有効に活用することにより、地域経済のさらなる活性化を図っていきます。
執り行われた締結式では、西田学長は「三者はこれまでも、ビッグデータを活用した観光に関する共同研究や、琉球大学病院のサービス改善、講師派遣などの協力も行ってきた。地域貢献を大事にするこの三者で協定を結ぶことは必然的ともいえることで、これまで以上に協働による地域に貢献する取組や人材育成が行えるよう期待したい」と挨拶しました。
また、沖縄セルラーの湯淺英雄代表取締役社長ならびにKDDIの岩木陽一執行役員経営戦略本部長より、以下のとおりの挨拶をいただきました。
湯淺代表取締役社長:「わが社の最新の通信技術を活用し、学生や県民の皆様の課題解決を通して、地域の人材育成、地域活性化を創造していきたい」
岩木執行役員経営戦略本部長:「5G、IOT時代のビジネス開発拠点として沖縄に開設した施設による企業への支援、学生への研修などの活動を通して、沖縄地域の課題解決、活性化につなげていきたい」
【協定締結式典の様子】