お知らせ

宜野湾市との包括連携協定に基づく宜野湾市人口ビジョンを策定

 宜野湾市と本学の包括連携協定に基づき、「宜野湾市人口ビジョン」を策定し、令和3年2月24日(水)に記者発表を行いました。
 当人口ビジョンは、宜野湾市の人口の現状分析や調査結果等を踏まえ、市の目指すべき将来の方向性及び 2060 年までの将来展望を描くものです。今回、国際地域創造学部 獺口 教授と獺口研究室学生らが中心となり、宜野湾市から本学への業務委託として宜野湾市人口ビジョンの改訂を行い、大学機関と宜野湾市の連携としては初となる、新たな人口ビジョンを策定しました。
 記者発表では、獺口研究室の友寄夏帆さん(法文学部4年次)、同研究室の富本祐登さん(法文学部4年次)が人口ビジョンについての研究成果発表を行いました。研究によると、宜野湾市の人口は増加傾向にある一方、少子高齢化や核家族化の傾向が見られるとし、また、将来人口推計では、人口増加のピークは2040年前後とし、その後は減少に転じると予測されました。一方で、合計特殊出生率が2.1程度で推移すれば、人口のピークを5年~10年程度、後ろ倒しにすることが可能と推測されました。
 なお、今回発表した人口ビジョンは、宜野湾市の「宜野湾市まち・ひと・しごと創生総合戦略」計画の資料として位置づけられます。
 松川正則 宜野湾市長からは、人口ビジョン策定に尽力したことについて感謝の言葉が述べられるとともに、西田睦 学長からは、本学と宜野湾市のさらなる連携強化について期待の言葉が述べられました。                           
 
 


研究発表を行う友寄夏帆さん(左)、富本祐登さん(右)


記者発表出席者での記念撮影