お知らせ

「ポストコロナ社会実現研究プロジェクト」をスタートしました

 琉球大学は、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的規模での感染拡大という未曾有の危機に対面し、浮き彫りとなった新たな社会・経済・環境にまたがる複合的な課題の解決に向けた研究を推進することを目的として、「ポストコロナ社会実現研究プロジェクト」を立ち上げました。

 今後のニューノーマルな社会変革に備えた課題解決へ挑戦するために、琉球大学の総合大学としての強みを活かし、コロナ禍の社会課題解決に資する研究を支援します。

 令和2年度は12件の応募課題より、4件を採択しました。いずれの研究課題も、異なる分野の研究者が連携し、ポストコロナ社会での教育環境の整備、ニューノーマルに対応したデジタル技術を用いた医療や地域社会への貢献に資する研究といった、「教育」「研究」「社会貢献」「SDGs」等の課題解決に向けたテーマとなっています。本プロジェクトが今後も様々な研究分野の力を結集した異分野融合研究の推進につながることを期待しています。

研究課題名 研究実施責任者
1 ポストコロナ社会における学校と地域社会のニューノーマル

地域連携推進機構 教授
背戸 博史

2 ICTを活用した「令和の日本型教育」実現のための学校支援 システムの開発

教育学研究科 教授
杉尾 幸司

3 ポストコロナ:
太平洋島嶼における健康・安全な社会・学校 づくりに関する研究

保健学研究科 教授
小林 潤

4 Postコロナ、With コロナ社会でのVR/AR を用いた 医療系学生のための臨床実習学習支援プラットフォームの開発

病院救急部 特命講師
大内 元

※研究期間:令和4年3月31日までの期間(2年度)

【参考リンク】
琉球大学研究推進機構