お知らせ

12月期学長記者懇談会を開催しました

 琉球大学では12月23日(水)、大学本部棟4階第一会議室において、「12月期学長記者懇会」を開催しました。
 今回は、令和3年度大学入学共通テストや、JST新規事業「共創の場形成支援プログラム」に採択された、農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクトについて説明しました。また、本学留学生によるSDGs課題解決活動を通じた留学生の地域との交流促進を目的としたSDGsグローカルリーダーシップ地域交流事業や、2020情報科学技術フォーラムにおいて本学学生がAI技術による深度(カメラから被写体までの距離)推定に関する論文にて、ヤングリサーチャー賞を受賞したことについて紹介しました。

 今回の懇談事項は以下のとおりです。 
 資料については、こちらをご覧ください。

➀ 令和3年度大学入学共通テストについて
(入試課長 湧川ひろみ)
概要:令和3年1月に実施される令和3年度大学入学共通テストに関する説明。
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② JST新規事業「共創の場形成支援プログラム」の採択について
(理学部 教授 竹村明洋)
概要:JST新規事業「共創の場形成支援プログラム」の採択に関する報告。今回採択された農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクトは、当プログラムの育成型(実施期間2年度支援 予算規模2,500万円程度/年度)として採択された。エネルギーの技術的コントロールや、場所にこだわらない養殖事業、廃棄物の農業利用などを通して、沖縄をベースに「食」と「エネルギー」の循環社会モデルの形成を目指しており、令和3年10月には、本格型(実施期間最大10年度支援 予算規模3.2億円程度/年度)への移行評価が実施される。
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➂公益財団法人中島記念国際交流財団助成による2020年度留学生地域交流事業について
(国際地域創造学部 教授 石川隆士)
概要:公益財団法人中島記念国際交流財団助成 2020年度留学生地域交流事業に関する紹介。本事業は、本学の留学生の短期受入「グローカルリーダーシッププログラム」によるSDGs課題解決活動を通じた留学生との交流促進を目的としており、SDGsの中でも特に「質の高い教育」や「労働環境と経済成長」といった島嶼地域としての沖縄が持つ課題解決に向け、持続的観光マネジメント・モニタリングを実施する。
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➃ FIT2020にてヤングリサーチャー賞受賞
(理工学研究科 博士前期課程2年次 髙嶺潮)
概要:情報処理学会及び電子情報通信学会が共催して実施している「2020 情報科学技術フォーラム」にて、本学理工学研究科の髙嶺潮さんが、優れた研究を評するヤングリサーチャーを受賞した旨の報告。当賞は、対象論文の中で1.5%未満の数に授与され、深度(カメラから被写体までの距離)推定に関する論文が評価され、今回の受賞に至った。
・資料PDF


懇談会の様子


令和3年度大学共通テストについて説明する湧川入試課長


JST新規事業の採択について説明する竹村教授、羽賀URA


2020年度留学生地域交流事業について説明する石川教授


FIT2020 ヤングリサーチャー賞受賞について説明する高嶺潮さん