令和2年9月30日(水)、琉球大学病院(以下、本院)において、沖縄バスケットボール株式会社と琉球大学病院とのメディカルパートナー協定締結式を開催しました。
本協定は、沖縄バスケットボール(株)と本院が医療面での連携を図るもので、本年10月から始まるBリーグ2020―2021シーズンにおいて、本院整形外科所属の医師が琉球ゴールデンキングスのチームドクターを担うこととなりました。
本協定の締結により、本院は、琉球ゴールデンキングスへ医療面における支援を行うこととなります。これにより、琉球ゴールデンキングスの医療支援体制が充実し、選手の怪我への迅速な対応と不安の解消が図られ、選手のパフォーマンスの向上が期待されます。
協定締結式では、西田康太郎 整形外科長から概要説明が行われた後、沖縄バスケットボール(株)の木村達郎 代表取締役社長と本院の大屋祐輔 病院長により協定への署名が執り行われました。
西田整形外科長・教授による説明
締結後に協定書をお披露目する様子 左:木村社長 右:大屋病院長
関係者による記念撮影
左から:鬼村事務部長、東整形外科講師、安永取締役、木村社長、大屋病院長、西田整形外科長、仲宗根整形外科講師
沖縄バスケットボール(株)を代表して、木村社長から「沖縄をもっと元気にするために、琉球ゴールデンキングスが元気でなければならない。琉球大学の皆様が琉球ゴールデンキングスを元気にしていただき、好循環により沖縄を元気にしていくという使命で、一緒に取り組んでいきたい」と今後の連携への抱負が述べられました。
木村社長による挨拶
大屋病院長からは「大学病院は1970年に開設し今年50歳を迎えることとなった。これを機に、医学部附属病院も大学病院に名称を変えたが、それはより県民の近くに寄り添いたいという気持ちからである。それが我々の存在意義でもある。沖縄の元気、県民の安心、安全、健康を守っていくというのが我々の気持ちである。今回、病院を上げてメディカルパートナーシップを進めていくが、私ども病院がしっかり選手の健康面、チームの安心安全な運営を支え、選手や会社の皆様には試合に集中していただき、実力をさらに発揮していただくことを願っている」と挨拶が述べられました。
大屋病院長による挨拶
今後、地域のため、地元の振興のためにも地元プロスポーツの運営の一端を支えてまいります。
琉球大学病院は、地域に寄り添い、沖縄の元気、県民の安心、安全、健康を守り、県民の皆様から愛される病院となるよう日々精進してまいります。