桃原 千太(SENTA TOUBARU)

桃原 千太(SENTA TOUBARU)
NO.18
人文社会学部国際法政学科 政治・国際関係学プログラム 3年 桃原 千太さん (沖縄県出身・向陽高校卒業)

人文社会学部国際法政学科政治・国際関係学プログラムを選んだ理由を教えてください

 正直なところ、「大学に行くこと」自体が目的化していたところがあります。自分の当時の学力で合格可能性が高い、そして、通学可能な圏内に位置している大学であることを基準に選ぶと琉球大学の人文社会学部・国際法政学科が当てはまった形です。しかし現在は、所属する学部の講義で実施される、日本の政治や外交史、国際関係の変遷といった複雑な政治過程を網羅構造的に分析する学問に面白さを見出し、日々精進しています。

あなたが思う(感じる)琉球大学の魅力を教えてください

 自分のペースで、好きなことを好きなように学べるところが最大の魅力だと思います。具体的には、履修する講義はもちろん、それ以外にも、就活やサークル活動など、学生が将来のために興味・関心を向けている物事に挑戦する際には教員の方や先輩、同級生も親身になってサポートしてくれます。興味のある物事を主体的に率先して学べる環境と、それをサポートする仲間たち、この二つにおいては、琉大の魅力として自信をもって宣言させていただきます!!

熱中している研究や勉強、学業面で今後取り組んでみたい分野を教えてください

 熱中している学問は、日本の政治史・外交史の分析です。3年後期にもなってくると、卒業に必要な科目をほとんど取り終える人も増えてきます。そうなると、必然的に学業面ではゼミ論や卒論に充てる時間が増えてきますね。

 また、公務員試験や就活など自身の将来に向けた取り組みに時間を当てる学生も増え始めてくると思います。これは自分の体感になるのですが、公務員を目指す方が多い印象です。自分は民間の企業を志望しているのですが、公務員・民間問わず、就職活動における戦略をなるべく早く立てておくことをお勧めします。エントリーシートで問われる志望動機や「学生時代に力を入れたこと」の書き方、グループディスカッションや面接でのコミュニケーションスキルは一朝一夕で身につくものではありません。早い時期から行動し、細かなところまで対策ができていると、3年次以降の後半の学生生活にも余裕が持てると思います。

サークル活動や部活、アルバイトなど、学校が終わってからの過ごし方を教えてください

 学外では、趣味の時間にほとんどを費やしていますね。5歳ぐらいの頃からプラモデル(特にガンダムなどロボットもの)が好きで、週末はいつも模型専門店に毎週通い詰めています。その模型店で接客やショーケースに展示する模型の組み立ての手伝いをしたりしています。場合によっては、給料の代わりに製造が終了したレアな模型などを店長がくれたりするので、それもモチベーションになっていますね。

 あとは、SNSを通じて知り合ったプラモデル仲間や模型店で関わる常連のお客さんと一緒にサークルを作って、そこでお互いの作っている模型を見せ合ったり、製作が行き詰ったときに相談をしたりしています。プラモ好きで、行動力のあるオタクとして覚えてもらえると助かります。

お台場のユニコーンガンダム立像を見に行った時の写真

琉球大学を目指す学生へのメッセージをお願いします

 入学後のキャンパスライフに心躍らせている方、大学入試に不安を感じている方、皆さんの置かれている状況も様々だと思います。ですが、「行動すること」だけは止めないでほしいです。

 3年間の大学生活を通して、自分の気持ちを諦めず、裏切らず、信じて選んだもの全てが、自分だけの正しい道を創るのだと、私は肌で感じました。だからこそ目の前にある物事に対して真摯に向き合い、全力投球で臨んでください。この時期から大学入学を見据えて、既に「行動」出来ている皆さんです。その行動の果てには、きっといい成果が得られると断言します。