お知らせ

琉球大学「ノーマイカー月間」で 「キャンパスMaaS」の実装をスタート!
〜産学連携協定に基づく実装の第一弾。沖縄県の公共交通利便性向上策との連携により 自家用車利用の抑制を目指します〜

     琉球大学(沖縄県中頭郡西原町、学長:喜納 育江)と八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、琉球大学が定める「琉球大学ノーマイカー月間」(2026年11月1日~11月30日)において、下記のとおり「キャンパスMaaS※1」本格実装の第一弾をスタートいたします。
     キャンパスMaaSを実現することで、マイカー利用の抑制と公共交通利用を促進し、琉球大学周辺における交通集中の緩和を目指してまいります。

    ※1 キャンパスMaaS:マイカーを所有しなくても充実したキャンパスライフが実現できるモビリティサービスのこと

    <発表概要> 
     琉球大学(沖縄県中頭郡西原町、学長:喜納 育江)と八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)は、2026年2月に締結した産学連携協定に基づき、「キャンパスMaaS」※1の本格実装の第一弾として、琉球大学が定める「琉球大学ノーマイカー月間」(2026年11月1日~11月30日)において、マイカーから公共交通への転換にポイントを付与し、自家用車利用の抑制を促す「キャンパスMaaS」の実装をスタートいたします。
     これまで琉球大学では、公共交通機関などを利用して通勤・通学するよう呼びかける「ノーマイカーウィーク」を年1、2回実施してきました。この取り組みを1か月間に拡大したものが「ノーマイカー月間」であり、今回、琉球大学と八千代エンジニヤリング株式会社が共同で開発を進めてきた「キャンパスMaaS」の仕組みを活用することで、教職員・学生の通勤・通学における自家用車の利用を抑制し、公共交通への転換を促進します。
     また、本期間は沖縄県が実施する「那覇バス294番早朝便増便等に係る実証実験」において、那覇バス294番(てだこ浦西駅から千原キャンパスを経て西普天間キャンパス・琉球大学病院に至るてだこ琉大快速線)の朝便増便や夕方の時間帯における西普天間から千原キャンパスへ向かうジャンボタクシーなどの実証運行、更にはバス専用レーンの運用時間帯における一般車両の通行を抑制し、バスの定時運行を確保する「ゆずり愛(協力型)バスレーン」の実証実験の実施期間と重なることから、大学によるインセンティブ付与と、行政による公共交通そのものの利便性向上の相乗効果が期待されます。

    ▶ 2026年2月に締結した産学連携協定の詳細はこちら
     https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/75869/
    ▶ 2024年に実施した「キャンパスMaaS」の実証実験の詳細はこちら
     https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/61109
     https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/67770/
    ▶沖縄県による「那覇バス294番早朝便増便等に係る実証実験」、「ゆずり愛(協力型)バスレーン」の詳細は沖縄県のウエブサイトをご確認ください
     https://www.pref.okinawa.jp/machizukuri/dorokotsu/1012558/1012560/1041486.html
     https://www.watta-bus.com/bus-priority-lane/

    ■これまでの経緯と「キャンパスMaaS」の実装について
     これまで琉球大学と八千代エンジニヤリング株式会社は、2018年からキャンパス交通の実態調査や対策検討を進め、2024年度には国土交通省「共創・MaaS実証プロジェクト」の【共創モデル実証運行事業】に採択され、大規模な実証実験を実施してきました。同実証実験では、自動車利用者の約59%が期間中に一度以上公共交通を利用し、自家用車による通学回数全体の約16%が公共交通などへ転換するという成果が得られています。また、琉球大学と八千代エンジニヤリング株式会社は2026年2月に産学連携協定を締結しており、「キャンパスMaaS」の取り組みを加速させるための協議を重ねてきました。今回の「琉球大学ノーマイカー月間」での実施が「キャンパスMaaS」実装のスタートになります。実装は最低限必要となる機能から開始し、以降、実施ごとの運用を通じてシステムの改良を重ね、持続可能なキャンパスMaaSの仕組みとして定着させることを目指します。

    ■「キャンパスMaaS」の取り組みの特徴
      通勤・通学でポイント付与
     通勤・通学の公共交通利用などの実績に応じて、生協ポイント、ポイント分の「Amazoneギフトカード」の付与を行います。このほか、利用実績の上位10名にボーナスポイントとして100ポイントを付与します。

    利便性のあるMaaSシステムと公共交通利用実績の把握方法
     MaaSシステムでは、カレンダー形式での利用状況の表示や公共交通の利用回数などのランキング表示などで利用の促進を図ります。また、今回の実装では、利用者がMaaSシステムにOKICAの利用履歴のスクリーンショットをアップロードすることで、公共交通の利用実績と金額を把握する仕組みを採用しました。今後は交通系ICカードとのシステム間連携などを踏まえた対応を検討していきます。

    ■今後の展望
     今回の実装により得られたデータをもとに、キャンパス間(千原キャンパス/西普天間キャンパス)の比較や、教職員と学生の行動特性の違いなどの分析を実施し、次年度に向けてシステムの改良を進めます。また、通勤・通学車両の燃料種別などの情報により、二酸化炭素の排出量(削減量)をリアルタイムにモニタリングする手法の開発を進めていきます。
     琉球大学が進める交通工学・都市計画の知見と八千代エンジニヤリング株式会社の持つ交通計画分野における行政支援やAI・デジタル技術とを融合し、沖縄県や周辺自治体、交通事業者との連携を深めながら、琉球大学周辺の渋滞緩和とカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

     

     

     

    MaaSシステムの画面イメージ