お知らせ

マバラカット・シティ大学(フィリピン)と大学間交流協定・調印式を執り行いました

 2023年1月26日(木)、本学本部棟において、琉球大学とマバラカット・シティ大学との大学間交流協定に関する調印式が執り行われました。本学から西田睦 学長がオンラインで、牛窪潔 理事・副学長(地域貢献・国際交流・広報担当)、石川隆士 教授(国際地域創造学部)、金藤多美子 講師(国際地域創造学部)及びマバラカット・シティ大学からMichelle Aguilar-Ong学長、Happy Santos Pelayo理事(財務・経営担当)が対面で参加しました。
 マバラカット・シティ大学とは、2018年度に採択を受けた文部科学省の支援による大学の世界展開力強化事業「COIL型教育を活用した太平洋島嶼地域の持続的発展に資するグローバルリーダーの育成」により、主に英語科目でのオンライン交流を行ってきました。この度、双方の学術交流をより一層促進し、全学的な交流へ発展させる目的において、大学間交流協定を締結することになりました。
 調印式では、西田学長より、これまでの交流に関するマバラカット・シティ大学の協力に対し謝辞が述べられ、今後、アジア・太平洋を中心とした学生・教員の国際交流や、地域の特性を活かした教育・研究を積極的に推進したいとの挨拶がありました。続いて、Aguilar-Ong学長からもこれまでの交流について本学へ謝辞が述べられ、フィリピンと沖縄は言語や平和教育、観光等の分野で多くの共通課題があり、今回の協定締結を機に双方の関係をさらに強化したいと挨拶がありました。調印式は終始和やかな雰囲気で執り行われ、今回の大学間交流協定締結により、今後のより活発な交流が期待されます。

 なお、調印式の前に琉球大学附属図書館を訪問されたMichelle Aguilar-Ong学長、Happy Santos Pelayo理事は、喜納育江 附属図書館長と附属図書館職員の案内のもと各エリアの見学を行いました。見学では、両校の共通の取組である「地域貢献」や「SDGs」について、同館の取組を紹介し意見交換を行いました。また、沖縄の歴史や文化にご関心をお持ちの両氏に対し、館内で開催中の沖縄日本復帰50年の内容を含む企画展を紹介した他、同館が所蔵する琉球沖縄関係貴重資料をご覧いただきました。沖縄とフィリピンの歴史や文化の共通点など、幅広い話題について和やかに歓談を行い、国外の大学の状況を知る有意義な機会となりました。


記念撮影: (左から)石川教授、牛窪理事、Aguilar-Ong学長、Pelayo理事、金藤講師

  • 挨拶を述べる西田学長
  • 挨拶を述べるAguilar-Ong学長
  • 企画展鑑賞の様子
  • 琉球沖縄関係貴重資料鑑賞の様子

  • 附属図書館での記念撮影
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