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琉球大学附属図書館 企画展「国際ガールズ・デーから考える学びの機会」を開催 目標4:質の高い教育をみんなに目標5:ジェンダー平等を実現しよう

 琉球大学附属図書館は、琉球大学ジェンダー協働推進室と連携し、2023年10月10日から10月31日までの期間、附属図書館本館を会場に、企画展「国際ガールズ・デーから考える学びの機会」を開催しました。

 国際ガールズ・デーとは、国連により毎年10月11日に定められている国際デーの一つで、教育を受ける権利や望まない結婚を強制されない権利など「女の子の権利」の促進を広く国際社会に呼びかける日です。

 この企画展では、ジェンダー協働推進室が本学女子学生の学びを支援するために実施している「琉球大学女子学生学術研究等活動うない奨励賞」(*1)で最優秀賞を受賞した大学院生及び、「岸本遺贈基金寄附金グローバル人材育成事業」(*2)を利用した大学院生が取り組んでいる研究活動や後輩に向けたメッセージを紹介しました。

 そのほか、「女性は理系に向いていない」「男性は家庭より仕事を優先するべき」といった無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)について考えるきっかけとなる資料や企画展テーマに関連する図書館所蔵資料も紹介しました。

 また、図書館ウェブサイトでは、直接来場できない利用者に向け、企画展に関連する動画等のオンラインコンテンツを配信しました。

 期間中、会場では、大学院生からのメッセージを熱心に読んだり、展示資料を手に取ったりする様子が見られました。

 今回の企画展が、学ぶ権利やさまざまな無意識のバイアスについて関心を高めるきっかけになればと考えています。

 

写真1:企画展の様子①

 

写真2:企画展の様子②

 

(*1)学生の意欲的な研究活動や社会貢献等の活動を表彰する取組み

(*2)グローバルに活躍する次世代の女性研究者を目指す、博士後期課程・専門職学位課程に所属する大学院生の海外教育研究機関等での研究・研修の費用を助成する取組み