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プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー表彰式を開催 目標4:質の高い教育をみんなに

 令和4年9月5日(月)にプロフェッサー・オブ・ザ・イヤーの表彰式を琉球大学本部棟第一会議室にて開催しました。

 この賞は、共通教育等科目において、すぐれた教育を実践している教員を表彰する制度で、そのすぐれた教育技術や指導方法を公開・共有し、大学全体の教育の質を改善・向上させることを目的とし、FDの一環として平成16年度から導入しており、本学でも歴史の長い制度となっています。前年度(令和3年度)の学生による「授業評価アンケート」で、総合評価の平均点が年間1位の科目を、共通教育等科目11の科目区分から1科目ずつ選出し、その授業担当者(非常勤講師を含む)を「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー」の受賞者として表彰しています。本学では、年間1,000を超える授業科目がある中、約1%の教員しか受賞できないものになっており、今年度は11科目13名が受賞しました。

 表彰式では、西田学長から受賞者一人一人に、表彰状と副賞が授与されました。また、西田学長から、『「VUCA(ブーカ)時代」と言われ、将来の予測が困難な現代社会において、世界の大学教育は、課題解決力を養成することが求められており、本学もその歩みを進めている中、社会の変化に対応した授業を行うことが教員に求められている。特に、新型コロナウイルス感染症が蔓延したことでICTを活用した教育を急速に導入することになり、遠隔授業と対面授業の両方を取り込んだハイブリッド型授業など、実施方法についても時代に合った工夫が求められている。受賞された皆さんは、このような中でも、優れた工夫をされたということで表彰されたので、その工夫した点を共有して、教育の質の向上につなげていくことが大事である。』というお祝いの言葉がありました。

 その後、学長と受賞者との意見交換会が行われ、受賞者からは、ICTの活用をはじめコロナ禍における授業でアクティブラーニングを行う際の工夫や苦労、海外・学外との連携をはかった遠隔授業の効果、対面授業でのコロナ禍ならではの特徴、学生が主体的に取り組めるよう意識した授業の仕方などについて話がありました。

【受賞者】
吉村裕美(人文社会学部教授)、渡久山清美(人文社会学部講師)、山田広幸(理学部教授)、増澤拓也(教育学部准教授)、石川隆士(国際地域創造学部教授)、小林潤(医学部教授)、本村真(人文社会学部教授)、小島肇(地域連携推進機構准教授)、大森洋介(グローバル教育支援機構非常勤講師)、岡﨑威生(工学部教授)、張維眞(グローバル教育支援機構非常勤講師)、友寄全志(グローバル教育支援機構非常勤講師)、葦原恭子(グローバル教育支援機構教授)


後列左から岡﨑威生先生、小島肇先生、小林潤先生、本村真先生、大森洋介先生、友寄全志先生、張維眞先生、葦原恭子先生。
前列左から増澤拓也先生、吉村裕美先生、井上教育・学生支援担当理事、西田学長、小野寺グローバル教育支援機構副機構長、
山田広幸先生、石川隆士先生(写真撮影時のみマスクを外しています)


西田学長より賞状・副賞授与


意見交換会の様子