お知らせ

12月期学長記者懇談会を開催しました

 琉球大学では12月22日(水)、大学本部棟4階第一会議室において、「12月期学長記者懇談会」を開催しました。
 今回は、大学の取組として『琉球大学ブランド商品開発支援事業に係る商品開発について』に関しての紹介を行いました。また、教員の活動として『航空機による直接観測で明らかになった台風の目の構造』に関する成果の報告を行いました。さらに、学生からは『「子どもの子どもによる子どものためのまちづくり」「miniにしはら」開催に向けた、学生団体FORCEの取り組みについて』に関しての報告を行いました。

今回の懇談事項は以下のとおりです。
資料については、こちらをご覧ください。

①琉球大学ブランド商品開発支援事業に係る商品開発について「琉大ミーバイのアクアパッツァ」
(理学部 教授 竹村明洋)

概要:令和3年度に琉球大学ブランド商品開発支援事業で開発している2つの商品について、1つが完成したので紹介する。
・資料PDF

②航空機による直接観測で明らかになった台風の目の構造
 (理学部 准教授 山田広幸、理学部 准教授 伊藤耕介、ポスドク研究員 平野創一朗)

概要:日本人研究者初となる航空機による台風の直接観測で、非常に強い台風を特徴づける「目」について、新たなことが明らかとなり、2つの論文が出版された。
  (※)1件目は2017年の台風第21号における二重暖気核構造で、「目」の維持メカニズムに関する重要な知見が得られた。2件目は2018年の台風第24
     号における「目」の領域における短寿命で深い対流活動で、世界で初めて物理的構造が捉えられた。  
・資料PDF

③「子どもの子どもによる子どものためのまちづくり」『miniにしはら』開催に向けた、学生団体FORCEの取り組みについて
(教育学部 4年次 小渡宇翔、教育学部 4年次 安里柚香、顧問:教育学部 教授 島袋純)

概要:学生団体FORCEでは「子どもの子どもによる子どものためのまちづくり」をキャッチフレーズに『miniにしはら』」という体験型主権者教育イベントを2月に開催 
   予定。『miniにしはら』では、子どもが自分たちでお店を出し、町長を選びながら子どもだけのオリジナルの街づくりをしていきます。疑似的な街ではあります
   が、そこで生活することは子どもたちの主体性を高め、将来社会で活躍する市民を育成することができると考えています。
・資料PDF

 


学長記者懇談会の様子


記者と懇談する西田睦学長


琉球大学ブランド「琉大ミーバイ」について説明する竹村明洋教授


琉大ブランド「琉大ミーバイ」の共同開発を行った(左から)竹村明洋教授、ポスドク福永耕大研究員、樂フードサービスの宮林孝治さん

   
台風の航空機による直接観測の説明を行う山田広幸准教授
手に持っているのはデータ観測機器のドロップゾンデ


記者へ説明する伊藤耕介准教授


記者の質問に答える(手前左から)山田広幸准教授、伊藤耕介准教授、ポスドクの平野創一朗研究員


学生団体FORCEの取組について説明する教育学部4年次の小渡宇翔さん


「miniにしはら」開催へ向けて事前学習を行った際の資料を説明する
(左から)教育学部4年次の小渡宇翔さん、同4年次の安里柚香さん