お知らせ

琉球大学開学記念歴史パネル及び開学の鐘展示お披露目会

 5月21日(金)、翌5月22日の開学記念日に係る行事として、琉球大学開学記念歴史パネル及び開学の鐘展示お披露目会を開催しました。
 開学の鐘は、1950年の開学時より、米軍使用済みのガスボンベを授業の開始など時を告げる時鐘として使用していたものです。1957年にセルフタイマーが設置された後は役目を終え、本学のシンボルとして2019年まで屋外に展示されていましたが、老朽化が激しいことから、プロジェクトを立ち上げて今回の屋内保存・展示となりました。

 お披露目会では、西田睦学長による開会の挨拶のあと、千原キャンパス内「首里の杜」に展示された開学の鐘レプリカについて、制作した工学部技術部の屋比久祐盛技術長及び名嘉海人技術専門職員より紹介がありました。
 続いて本学博物館(風樹館)に会場を移し、開学記念歴史パネルについて小西照子 農学部教授より紹介があり、最後に、保存処理の後屋内展示された開学の鐘オリジナルについて宗本久弥 極低温施設専門職員より紹介がありました。出席者は、他の国立大学では類を見ない本学の特色ある生い立ちを記す歴史的資料に、興味深く見入っていました。

 今回の開学の鐘プロジェクトは、開学70周年事業の一環としてしたものであり、開学70周年記念事業募金へ寄附いただいた方ならびに関係者へ感謝いたします。


開学の鐘レプリカを紹介する屋比久祐盛技術長

琉球大学歴史パネルを紹介する小西照子教授

開学の鐘オリジナルを紹介する宗本久弥 専門職員

お披露目された開学の鐘

お披露目会の様子

出席者での記念撮影