令和3年3月2日に、本学の国際連携推進課の主催で、国際交流に携わる教職員を対象にした「国際交流危機管理研修」をオンラインで開催しました。
この研修は、国際交流に伴うリスクの回避や危機発生時の対応等に必要とされる危機管理の知識を身につけることを目的として開催したもので、国際交流をめぐる様々なトラブル発生防止、問題対処を行う日本エマージェンシーアシスタンス株式会社の江見裕明氏と同社海外安全アドバイザーでヨルダン特命全権大使等を歴任した加藤重信氏を講師として行われました。
また、本研修には、大学コンソーシアム沖縄加盟校の国際交流担当者も参加しました。 およそ90分間の研修では、参加者は、派遣留学と受入留学の両面におけるリスクに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い想定される新たなリスクに対する危機管理の在り方を学びました。質疑応答では、国際交流に関して各大学が抱える問題点が述べられ、情報共有を行う場となりました。
研修後のアンケートでは「新型コロナウイルス感染症により、これから留学先でどんなトラブルが起こるかわからない状況ではあるが、どのように対応して連携していくのか勉強になった」「次年度の交換留学プログラムを実施する前に参考になった」など研修に満足したという意見が多く寄せられました。