お知らせ

琉球大学SD研修「令和2年度大学評価・IR研修-基礎編-」を開催しました

~2020年、琉球大学は開学70周年を迎えます。~
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 本学では、事務系職員の能力及び資質向上を目的として、体系的なSD研修を実施しています。今回は、そのうちの若手事務系職員の必修科目である「大学評価・IR研修-基礎編-」が、第1部「大学評価とIR」(令和2年12月7日(月)実施)と、第2部「大学評価・IRのための初級統計」(12月9日(水)実施)に分けて、大学評価IRマネジメントセンターの主催で実施しました。

 当研修は、大学評価やIR、統計の基本的知識を習得させることにより、職員の資質の向上を図ることを目的としており、若手事務系職員を中心として多くの職員が参加しました(第1部の参加者26名、第2部の参加者21名)。

 当センターの高橋望講師を両日の研修講師に迎えて行われた、第1部では大学評価及びIRの概略、本学の質保証体制について講義が行われた後、参加者が本学の質保証の課題や質保証と自身の業務との関連について考え、発表しました。
 第2部では、尺度水準、データの代表値や散らばりの指標、相関係数、ヒストグラムと箱ひげ図等について、クイズや実習を交えた講義が行われ、意見交換がなされました。
 研修後のアンケートでは、「大学評価、IRのどちらも知ったような気になって業務をしていたが、今回研修を受講することで理解を深めることができた」「統計学を用いた分析を業務で行うことができるか考えてみようと思いました」等、研修に満足したという意見が多く寄せられました。

 評価・IRはPDCAサイクルによる内部質保証実現のための仕組み・ツールであり、本学構成員には評価・IRについての理解が求められています。当センターは、今後もSD研修を継続することにより、これらのマインドを涵養し、内部質保証を推進する環境を整えていきます。


第1部 参加者の発表の様子


第2部 箱ひげ図作成の様子