お知らせ

第40回外国人による日本語弁論大会で3位受賞

 2023年2月11日(土)、第40回沖縄県外国人による日本語弁論大会(主催:公益財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団)が那覇市のパレット市民劇場において開催され、本学から4人(4ヵ国)の留学生が出場しました。
 多数の応募者の中から選考された社会人、大学生、高校生など12人(11地域)の弁士が出場しました。本学の留学生は、自国とのコミュニケーションの取り方や名前の呼び方の違い、昔話の比較を通した価値観の違い、日本独特の考え方など日本を深く理解したテーマで、日本での経験や学んだこと通して感じたことを表現豊かに発表しました。
 今回は久しぶりに会場に観客を入れた大会となりましたが、緊張しながらもスピーチする発表者に対し惜しみない温かな拍手が送られていました。

▶沖縄テレビ賞(優良賞:3位)
尹聖斌(ユン ソンビン)さん:韓国
「むかし、むかし、あるところに・・・」

宋 岳潔(ソウ ガクケツ)さん:台湾 
「初体験」

GERDPHOKA TANAGRON(ガードポーカー・タナゴン)さん:タイ
「考えておきます」

RICIARD ANA(リチャード・アナ)さん:スイス
「あなたは、何と呼ばれたいですか?」

【受賞したユンさんのコメント】
 今回、日本語弁論大会で賞を受賞できてとても嬉しく思っています。コロナのため、何度も留学が延期になり大学4年のあと半年を残した昨年10月にやっと沖縄に来ることができましたが、1学期間と期間が短くなってしまいました。
 でも、短い短期留学中にこのような大きなイベントに参加でき、さらに賞までもらえるという経験は、忘れられない大切な思い出になります。留学前は初めて家を出て外国で一人暮らしをすることはとても大変だと思っていました。家族もたいへん心配していましたし、私自身も、うまくやり遂げられるか不安でした。
 しかし、沖縄で多くのことを学び、色々な人と出会い、頑張ったお陰で弁論大会で賞をもらいました。この経験は留学生活がいかに充実し、留学の目標が達成できたかということを証明しています。また、この経験が自信につながると思います。家族も私のことをとても誇りに思ってくれています。
 私をサポートしてくださった金城尚美先生をはじめとした先生方や職員の皆様、そして一緒に頑張ったクラスメートに感謝しています。どうもありがとうございました。