お知らせ

「数理データサイエンス教育普及展開シンポジウム」を開催しました

 2021年6月28日(月)琉球大学において、「数理データサイエンス教育普及展開シンポジウム ~すべての県内大学生へデータサイエンスをPart3~」(主催:琉球大学、共催:おきなわ数理データサイエンス教育連絡会)を開催しました。
 はじめに、琉球大学国際地域創造学部の獺口教授から、本学は令和元年度より数理データサイエンス教育強化事業の協力校に選定され、沖縄県内へ数理データサイエンス教育を普及展開を推進しており、この度、その具体策として「琉球大学数理データサイエンス教育動画コンテンツ」を完成させたとの説明がありました。

 講演ではまず、本学工学部の岡﨑教授から動画コンテンツの趣旨と構成について説明があり、「データサイエンス概説」という題目で、コンテンツの具体的内容や学習成果の分析といった実施状況も含めた紹介がありました。続いて、国際地域創造学部の山田准教授から「データサイエンス基礎演習」という題目で、コンテンツの題材・テーマや履修者の状況に応じたコンテンツ利活用方法について紹介がありました。
 その後、質疑応答では、オンライン参加者から、履修のタイミングや著作権の取扱い、民間企業での活用策について等、活発な意見交換が行われました。

 ワークショップへは、大学教職員、高等学校教員、民間企業など、県内外から約50名の方にご参加いただきました。事後アンケートにおいても、9割以上の方に「非常によかった」、「よかった」とご回答いただき、数理・データサイエンス教育の普及展開に向けて、非常に有意義なワークショップとなりました。


オンラインで挨拶する獺口教授


「データサイエンス概説」について紹介する岡﨑教授


「データサイエンス基礎演習」について紹介する山田准教授