大城 志織(OSHIRO SHIORI)

大城 志織(OSHIRO SHIORI)
NO.016
人文社会学部 琉球アジア文化学科 4年 大城 志織さん (沖縄県出身・首里高等学校卒業)

人文社会学部琉球アジア文化学科を選んだ理由を教えてください

 子どものころから歴史や文化に興味があり、琉球舞踊を習っていたこともあって琉球・沖縄の歴史と文化に強い関心を持つようになりました。琉球アジア文化学科は琉球・沖縄をはじめとした東アジアについて、歴史・民俗学、言語学、文学など様々な視点を行き来しながら学べる点が特徴です。また、言語学プログラムと文学プログラムの学生は、国語科の教員免許が取得できます。将来は教員を志望していたので、国語科の教員免許取得と琉球・沖縄についての学びが両立できるこの学科に入学しました。

あなたが思う(感じる)琉球大学の魅力を教えてください

 他県、離島から進学した学生や留学生など、様々なバックグラウンドを持つ学生との交流を通じて、多様な見方・考え方を知り、自分の視野を広げることができる点です。

 琉球アジア文化学科での学びは、自分が今立っている場所を深掘りすることでもあります。どのような要素が今の社会、沖縄、自分を形作っているのかを学ぶ中で、学問と生活とのつながりを日常的に感じています。また、複数の分野を横断的に学べるため、文学の研究をしていても、歴史学や言語学の立場などから多角的に考えることができます。

 様々な学問に触れることができるので、入学時の希望と現在の専門分野が変わっていることも珍しくありません。図書館の沖縄関係資料が充実している点も魅力的です。

熱中している研究や勉強、学業面で今後取り組んでみたい分野を教えてください

 私は中国文学ゼミに所属しており、琉球王朝時代の士族が創作した漢詩について研究しています。「中国文学」なのに「琉球」なのかと少し不思議に感じるかもしれません。漢詩は古典文学に分類されますが、研究には琉球と中国の歴史の知識も必要ですし、時には近代の文学理論の考え方を取り入れることもあります。学外での漢詩の勉強会に参加したり、教職課程の模擬授業で琉球で創作された漢詩文を使用した授業実践を行ったりしました。

 今後は琉球大学大学院の地域共創研究科へ進学し、さらに深堀する予定です。将来は国語科の教員として働き、琉球漢詩文を使用した郷土教材の開発にも取り組みたいと考えています。

 また、自分の研究以外にも、授業のフィールドワークで県内の様々な史跡を回ったり、京都府舞鶴引揚記念館の学生語り部と交流したりと幅広い学びの場を頂いています。文学研究は書籍と向き合っている時間がほとんどですが、実際に自分の目で見て体験することも重要な学びの一環なのだと感じました。

サークル活動や部活、アルバイトなど、学校が終わってからの過ごし方を教えてください

 学習支援ボランティアとして小学校で相談室登校の児童たちと過ごしたり、週一で琉球舞踊を習ったりしています。また、昨年度は学科の先生から資料館の補助スタッフのアルバイトを紹介していただき、疎開体験事業の運営をサポートしていました。

※疎開体験事業…対馬丸記念館が那覇市の小学生を対象に実施した疎開体験事業。約3か月にわたって事前研究、二泊三日の疎開体験、事後研修を行い、疎開体験では渡嘉敷島を訪れ「ひーさん、やーさん、しからーさん(寒い、ひもじい、寂しい)」を追体験した。

琉球大学を目指す学生へのメッセージをお願いします

 琉大での学びは、これまでの固定観念や価値観を良い意味で日々刷新してくれます。ぜひ、好奇心の赴くままに追求してみてください。
 皆さんの入学を心よりお待ちしています。