波平郁実(IKUMI NAMIHIRA)

波平郁実(IKUMI NAMIHIRA)
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2020年3月  医学部医学科 卒業
波平郁実さん (沖縄県)

2020年3月  医学部医学科 卒業
2020年4月〜 琉球大学病院初期臨床研修プログラム開始  

琉球大学へ進学を決めた理由を教えてください!

父が琉球大学に勤めていたということもあり、子供の頃から琉球大学の学園祭を訪れたりしていました。そのため琉球大学にはとても親しみがあり、自然と進学を希望するようになりました。


現在、琉球大学病院で初期臨床研修プログラムを受けている波平(なみひら)さん

大学在学中の思い出や印象深かった講義について教えてください!

大学時代の思い出は部活一色ですね(笑)。医学部のハンドボール部に所属していたのですが、チームメイトとは日々のきついトレーニングで切磋琢磨し合い、またオフの日でも一緒に遊んだりと、とても仲が良かったです。今でも部活の先輩や後輩とは頻繁に連絡を取り合っており、困ったときにも助けてくれたりと、良い人達・環境に恵まれたと日々実感しています。

印象的な講義は、低学年の頃に受講した解剖学の講義がもっとも思い出深いです。それまで座学でしか学んでいなかった人体の構造について、実際に御献体を通して学ぶことができ、医学の奥深さを実感したと同時に、多くの人によって支えられている環境に感謝の気持ちを抱くことができ、とても感慨深い経験をすることができました。

 

就職活動と現在のお仕事について教えてください

現在、私は研修医として琉球大学病院で研修を行っています。琉球大学病院は沖縄県内屈指の病床数を誇る大規模病院で、難病などの稀な疾患の治療や他院ではできない高難易度の手術などを日々行っています。一方で、大学病院以外のいわゆる“市中病院”と呼ばれる一般的な病院では、一般的な疾患の軽症〜中等症の病気を治療していることが多いですが、そこでも多くの経験が積むことができます。

私が参加している琉球大学病院での研修では、大学病院と市中病院の両方で研修することができます。そのため様々な患者さんと接し、一緒に治療をおこなっていくことができ、学びが多い研修生活を送っています。非常に優秀な同期、そして教育熱心な先生方に支えられ、日々を充実して過ごすことができています。

同期とともに縫合練習を行っている波平さん(左)

上級医から指導を受け日々研鑽に励んでいる(左) COVID-19に罹患した患者への対応も行っている

琉球大学を目指す学生へのメッセージをお願いします!

琉球大学には県内からはもちろん、県外からも多くの学生が進学します。沖縄という特殊な地域に興味を持ち進学した人は、個性豊かでユニークな人が多い印象です。様々な価値観に触れ、”うちなータイム”が流れる、ゆったりとした雰囲気で学生生活を謳歌したい人には非常に良い環境だと思います。

皆さんが琉球大学に進学することを心より楽しみにしています。