令和8年8月18日、琉球大学附属図書館本館2階ラーニング・コモンズにおいて、琉球大学びぶりお文学賞第20回記念シンポジウム「ともに紡いだ文学賞、次のとびらへ」を開催しました。
「琉球大学びぶりお文学賞」は、文学への関心を高めるとともに、地域社会における文学・文化活動の担い手を育成することを目的として平成19年度に創設された文学賞で、沖縄県内の大学生であれば所属を問わず応募することができます。今年度、第20回という節目を迎えたことから、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の文学賞のあり方について参加者とともに考える場として、本シンポジウムを開催しました。
第1部では、かつて小説部門の選考委員を務めた喜納育江琉球大学長が、「生きることと語ること〜『びぶりお文学賞』のこれまで・これから〜」と題して基調講演を行いました。講演では、文学賞創設の経緯や選考委員としての経験が紹介されるとともに、大学生という多感な時期に創作活動へ取り組むことの意義について語られました。特に、作品を書くことを通じて人間の身体感覚や経験に根ざした言葉を獲得し、「読む力」や「共感する力」を育むことの重要性が強調されました。
第2部では、岡本牧子琉球大学附属図書館長をコーディネーターとし、喜納学長をはじめ文学賞の選考委員や過去の受賞者をパネリストに迎え、パネルディスカッションを開催しました。討論では、「琉球大学びぶりお文学賞」が大学教育において果たしてきた役割や沖縄県内における位置づけ、受賞者を中心とした若手実作者の活動状況などが共有されました。その上で、本文学賞の意義や今後の発展の方向性、次世代へ継承していくために必要な取り組みについて活発な議論が交わされました。
本シンポジウムを通して、「琉球大学びぶりお文学賞」が20年にわたり果たしてきた役割を再確認するとともに、今後も学生の創作活動を支え、地域の文学・文化の発展に寄与していくための新たな展望を共有する機会となりました。
シンポジウムの様子は、当館YouTubeチャンネルにてアーカイブ配信されています。
基調講演:https://youtu.be/BPA6ceyl_30?si=77UH-N6IWH4tRXiU
パネルディスカッション:https://youtu.be/LLQq985dHS8?si=m4KEBj_e-PppviXq

第一部 喜納学長による基調講演

第二部 パネルディスカッション