国際地域創造学部WEBサイト

国際地域創造学部は、グローバルとローカルを併せ持つ視野によって、地域社会における現代的課題の解決や国内外の産業・文化の振興に寄与できる人材を育成するという教育目標を掲げています。
多様な学びをとおして自分が将来何をしたいのかを想像し多様な学びを体験してください。

学部長メッセージ

地域の垣根を越えて世界中の人々とリアルタイムで交流することができるようになった現代、私たちの生活は目まぐるしく変化してきています。遠く離れた存在に感じられた人たちとも、その気になれば画面を通して顔を見ながら話をすることができる、非常に便利な時代を私たちは生きています。その一方で、世界中に溢れている情報の中からどの情報を拠り所にするのか見極めることがますます重要になっています。国際地域創造学部ではその拠り所となる情報を提供し、学生の皆さんの卒業後の生活の礎となるような教育を提供しています。

沖縄や日本など様々な地域で見られる生活の営みや社会の現状・課題を深く理解し、地域振興・産業振興のあり方を考えること。同時に、外国語運用能力を高め、欧米をはじめとする世界各国の言語・文化・歴史に対する造詣を深めること。これら学際的な学びを通して持続可能な世界の構築に向けて我々がすべきことを考え、未来を創造していくことができる学部、それが国際地域創造学部です。“Island wisdom, for the world, for the future”という琉大のタグラインどおりにこの小さな島々の叡智を大切にし、それを世界的な視野で捉え直し、より良い世界とより良い未来に貢献すること。それが私たちの使命です。

国際地域創造学部には「観光地域デザイン」、「経営」、「経済学」、「国際言語文化」、「地域文化科学」の5つのプログラムがあります。その中の「経営」、「経済学」、「国際言語文化」プログラムには夜間主コースもあります。学生の皆さんは入学後の最初の1年間(夜間主の場合)、あるいは1年半(昼間主の場合)は、これらのプログラムの提供する共通基盤教育科目を受講し幅広い専門分野に接していきます。様々な講義を受講する中で自分の目指すものをより明確にしていき、2年次前期(夜間主の場合)または2年次後期(昼間主の場合)から特定のプログラムに所属し、複眼的思考の上に立つ専門的な学びを深めていきます。

大学には行きたいけど何を学びたいのかまだ具体的には分からない、そういう人でも入学後に専門を絞っていける柔軟性が当学部にはあります。もちろん入学前にやりたいことが明確になっている人も大歓迎です。琉大だからこそ得られるローカルな叡智を身につけ、それを基にグローバルにも活躍していきたい人の入学を心待ちにしています。

国際地域創造学部長 / 教授 吉本 靖

4年間の学び

※夜間主については、経営、経済学、国際言語文化の3プログラムから選択

学科

観光地域デザインプログラム

観光ビジネス、観光政策、自然・文化資源のマネジメント、地域開発などの領域から学際的に「観光・地域」の関係性や成立ち、振興を考える学問領域です。

経営プログラム

経営組織論、経営戦略論、組織行動論など経営を専門的に学ぶだけでなく、地域の文化・社会で目標に向かって実践的に活用できる学びを研究します。

経済学プログラム

歴史(経済史)や政策(社会政策、経済政策)を踏まえながら、経済について幅広く学べます。データを活用した統計分析や 実践経済学にも力を入れています。

国際言語文化プログラム

高度な外国語運用の能力の獲得を目指します。英語をはじめ、本プログラムは沖縄で唯一ドイツ・フランス・スペイン語圏の言語、文学、文化について専門的に学べます。

地域文化科学プログラム

地理学、歴史学、人類学(考古学含む)の観点から、史料解読やフィールドワークを通して「人間」について、空間、時間、文化との関わりから学びます。

取得できる資格 ・免許等

  • 中学校教諭一種免許状(社会) 
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史)
  • 高等学校教諭一種(英語)
  • 博物館学芸員 ・GIS学術士 

つながる進路

  • 国家公務員・地方公務員などの行政職
  • 金融・保険や流通、情報や旅行・観光関連などの一般企業
  • メーカー・インフラ業界
  • 福祉関連業界
  • 中学校・高等学校の教諭
  • 本学・他大学の大学院へ進学

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