講演会等

第8回琉球大学農学部地域貢献シンポジウム – みんなで創る体験学習の森-ポストコロナ社会における新たな都市林の活用に向けて –

ポスター 第8回農学部地域貢献シンポジウム
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概要

日 時:2022年2月5日(土)13:00~15:05
会 場:オンライン開催(Zoom)
申 込:事前予約制です。2月3日(木)までに上記からお申し込みください。(参加費無料、先着100名まで)
主 催:琉球大学農学部
問い合わせ先:琉球大学農学部 陳 碧霞
E-mail:chenbx@agr.u-ryukyu.ac.jp

趣旨

 新型コロナ禍において閉ざされた教室内での授業が困難になり、多くの学校や大学が児童生徒や学生の登校を制限しました。このような中で、オンライン教育への切り替えが進みましたが、オンラインツールの活用に限界を感じる場面もありました。これらのことを考慮すると、従来の教室から飛び出し、自然の中で体験しながら児童生徒が学んだり、学生が主体的に豊かな学習環境を創り出したりすることがポストコロナ社会の新たなタイプの教育であるといえるでしょう。

 琉球大学農学部は国頭村にある与那フィールド(演習林)だけでなく、千原キャンパスのすぐ近くに上原研究園という都市林を有しています。私たちはこの上原研究園を活用して環境教育などに取り組んでいます。そこでは、環境に関する知識の修得のみならず、気づき、関心、思考力、創造力、行動力、問題解決能力などの諸能力を育成することを目標としています。「森」は自然科学だけでなく、多くの研究分野の研究対象となっており、日本やドイツなど世界各国の歴史、文化、文学においても重要な役割を果たしています。

 本シンポジウムでは、いくつかの学際的なトピックとそれらの森林との関連に着目し、小中学校や高校、大学における従来の教育の「既成概念にとらわれない」、都市林を活用した新たな学習プログラムの構築を目指して議論し、都市林を地域の学習の場として広く活用するための方策を探りたいと思います。
 教育関係者の方々はもとより、学生や教育に関心のある多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※詳細は上記ポスターをご参照ください。