大学の目的・理念
琉球大学の基本的な目標
(基本理念)
琉球大学は、建学の精神である「自由平等、寛容平和」を継承・発展させて、「真理の探求」、「地域・国際社会への貢献」、「平和・共生の追求」を基本理念とする。
(大学像)
琉球大学は、「地域特性に根ざした国際性豊かなアジア・太平洋地域の卓越した教育研究拠点大学」を将来像とする。具体的には次の5点にまとめられる。
- 熱帯・亜熱帯島嶼の地域特性に根ざした世界水準の教育研究拠点大学
- 教育研究の成果を地域に還元し、社会の発展のために貢献する大学
- 沖縄の歴史に学び、世界の平和と人類の福祉に貢献する大学
- アジア・太平洋地域との連携を中心として世界に開かれた大学
- 人類の文化遺産を継承発展させ、自然との調和・共生を目指す大学
(人材像)
琉球大学は、「普遍的価値を身につけた21 世紀型市民として、地域社会及び国際社会の発展に寄与できる人材」を養成する。具体的には次の4点にまとめられる。
- 豊かな教養と自己実現力を有し、総合的な判断力を備えた人材
- 優れた専門性を持ち、地域社会及び国際社会に貢献する人材
- 外国語運用能力と国際感覚を有し、国際社会で活躍する人材
- 地域の歴史と自然に学び、世界の平和及び人類と自然の共生に貢献する人材
(長期目標)
琉球大学は、琉球弧の持つ歴史的・文化的・社会的・自然的な地域特性に基づく特色のある教育研究を行い、南の柔らかな学知を打ち立てて、広く地域社会及び国際社会に対して知の貢献をしていくことを目標とし、アジア・太平洋地域の中核的な教育研究拠点としての大学づくりを目指す。具体的には次の3点にまとめられる。
- 基礎科学研究を重視しつつ、地域特性を踏まえた世界水準の研究を戦略的に推進し特化させ、中核的な学術研究拠点を形成する。
- 国際的な通用性をもつ教育の質を保証し、豊かな教養を身につけた幅広い職業人と優れた専門性を身につけた高度専門職業人及び研究者を養成する。
- 建学以来の伝統を継承・発展させ、教育研究成果をもとに地域社会及び国際社会に積極的に貢献するとともに、地域における生涯学習機会の拠点として中核的な役割を果たす。
琉球大学学則
(目的)
第1条
本学は,広く教養的知識を授けるとともに,深く専門の学芸を教授研究し,知的,道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とし,その目的を実現するための教育研究を行い,その成果を広く社会に提供することにより,社会の発展に寄与するものとする。
琉球大学大学院学則
(目的)
第1条
琉球大学大学院(以下「大学院」という。)は,学術の理論及び応用を教授研究し,その深奥をきわめて文化の進展に寄与することを目的とする。
2. 大学院のうち専門職大学院は,学術の理論及び応用を教授研究し,高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とする。
建学の理念
「自由と平等・寛容と平和」
1950年創設の翌年(1951年)、第16代アメリカ合衆国大統領アブラハム・リンカーンの誕生日を選んで2月12日開学記念式典を挙行した。リンカーンにあやかり、琉球大学は戦後の平和な社会建設の礎として「自由と平等・寛容と平和」の理想をかかげて建学の理念とした。
琉球大学の基本理念
「自由と平等・寛容と平和」
真理の探究は研究の目的を表すと同時に、教育そのものの本質を表現したものであり、「真」によって代表させることに至った。
人材養成をはじめ、社会の諸問題の解決に資する役割を果たすなどを通して、大学はその存在基盤である社会に対して貢献する必要があり、「公」はその関係を表現したものである。さらに、日本の大学はとかく閉鎖的であると言われてきたが、本学は創立以来ミシガン州立大学のシステムを取り入れ地域への「普及」活動(public relationship)に力を入れてきた。「公」はそのような新しい概念の双方向型生涯学習も包含した理念である。
平和こそ人類が求める最高の理念であり、平和の追求を本学の存在理由の要として位置づける。今や人類は民族間・イデオロギー間の対立よりも人類の存亡を危機に陥れる環境破壊の防止・予防こそ最大の課題だと言われている。人類の存亡にとって、すべての生命体・自然の調和のとれたエコシステムは不可欠であり、共生こそ人類の理念として最もふさわしいものといえよう。そのような理解と信念を表現したものが「和」である。

