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学長あいさつ

学長あいさつ

伝統と地域特性を活かす「未来への架け橋」


学長 大城 肇

現在、我が国は、急激な少子高齢化の進行、逼迫する国家財政、グローバル化と新興国の台頭による国 際的プレゼンスの低下といった課題を克服すべき重大な局面を迎えています。国立大学も激変する社会に対応するため、これまでの既成概念を脱却し大胆な改革を断行することが求められています。

琉球大学もこれまでミッションの再定義による強みや特色の明確化、改革のエンジンとなる研究力強化のための仕組みづくり(研究推進機構 の設置等)、大学教育の質保証のための取組み(URGCC)、地域の教育課の解決に資する教員養成を目的とした教職大学院の設置(平成28年4月1日予定) 等々、大学改革のための施策を次々と実行してきました。その際、常に私が念頭においていたのは、地域ニーズを踏まえ、地域から信頼され求められる大学づくりということです。

本学は、地域や海外県系の人々の熱望により、戦後間もない1950年5月22日、首里城跡地に開学しました。 建学の精神は「自由・平等、平和・寛容」であり、A.リンカーンの理念を反映するとともに、沖縄の歴史と文化 に根ざしたものです。

沖縄県は亜熱帯に位置する島嶼県であり、固有の生 態系と特色ある伝統文化を有しています。また14~16世紀の大交易時代は言うまでもな く、多くの国々と盛んに交流してきた歴史があり、豊かな多文化共生社会となっています。このような沖縄県の特色を継承・発展させるため に、 本学は島嶼・海洋環境科学研究 、健康長寿科学研究、琉球・沖縄文化研究などの地域特性を活かした研究を推進するとともに、深い学識と豊かな人間性をベースに地域及び国際社会で活躍できる人材を育成します。

琉球大学は沖縄県唯一の総合大学として、自らの果たすべき役割の大きさを自覚し、これからも地域社会と連携して、豊かな未来社会の実現のために挑戦をつづけます。