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学内ニュース

(2007/01)

目次

産業経営学科及び保健学研究科博士後期課程を創設

 12月24日に、平成19年度政府予算案が閣議決定され、本学に法文学部産業経営学科の創設、観光科学科の定員増(40名->60名)、大学院保健学研究科の博士後期課程の創設が正式に認められた。
 また、このことから、平成20年度には、観光科学科と産業経営学科の2学科で構成する、国立大学法人では初の観光関係学部となる「観光産業科学部(仮称)」の創設が目指される。

琉球大学と報道機関との懇談会を実施


懇談会の様子
 去る1月12日(金)、報道機関との連携・協力を一層進め、地域に根ざした大学として教育・研究活動、社会貢献等に関する情報を積極的に発信することを目的として、報道機関との懇談会を研究者交流施設・50周年記念館で実施し、沖縄県内の報道機関及び県内に支社を置く報道機関7社が出席した。
 懇談会では、始めに森田孟進 学長より本学の教育研究、学生支援、社会貢献等について現状と課題を述べ、特記事項として19年度の法文学部産業経営学科の新設、また観光産業科学部(仮称)の設置構想などを紹介した。その後各理事から現状と課題について各担当における補足説明があった。報道機関からは、他大学の観光系学科と琉大の観光科学科の違い、新設する産業経営学科の特徴、離島地域での出前講座等の実績及び今後の予定、医療人GPに採択されている離島医療人養成教育プログラムなどについて質問が挙がり、和やかな雰囲気の中で懇談が進められた。
 なお、当懇談会は今後定期的に実施される。

沖縄テレビ放送から移民研究センターへ映像資料を贈呈


前原報道制作局長からDVDを受け取る森田学長
 沖縄テレビ放送が制作した番組「沖縄発われら地球人」と「世界ウチナーンチュ紀行」(1986〜)のマスターテープからのデジタル複製版210本の贈呈式が1月25日(木)に移民研究センターで行われた。
 今回贈呈された2番組は海外在住移民の現地取材により制作されているもので、日本民間放送連盟賞を受賞するなど、社会的に高い評価を得ている。デジタル複製版の贈呈は、移民研究センターの中期計画達成重点プロジェクト「移民関係映像資料の利活用に関する研究」事業の一環として、研究者、学生、地域住民の利用に供することを目的として実施された。アイデンティティの生成や継承についての優れた教材・研究資料となることなどが期待されている。
 贈呈式には、沖縄テレビ放送から前原信一 報道制作局長(番組ディレクター)、山川文樹 報道制作局次長が出席し、本学からは森田孟進学長及び町田宗博移民研究センター長他関係者が出席した。森田学長から「沖縄は移民県であり、平成15年に移民研究センターを立ち上げた。本学の移民研究が世界の拠点となるよう今後戦略的に推進してゆくところであり、貴重な映像資料を頂き、勇気づけられました」と感謝の言葉があった。前原報道制作局長は「番組の始めの10年間は移民の足跡を辿るものであり、記録の価値は大きい。活用していだければ何よりです」と話した。

琉球大学共通教育科目における「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー」表彰


表彰者及び関係者での記念撮影
 琉球大学では、共通教育等科目を担当する10名(10科目群)の教員に対し、「プロフェッサー・オブ・ザ・イヤー」の表彰を1月24日(水)に行った。
 当制度は、すぐれた教育実践を行っている教員を表彰し、報奨金を供与することにより、その教育技術や指導方法を公開・共有することで本学全体の教育の質を向上させることを目的としている。同制度は昨年度導入され、今回が2度目の表彰である。
 選出については、受講した学生のアンケートで授業での満足度を5段階で評価し、それぞれの科目群で最も高い評価を受けた授業担当の教員(非常勤講師も含む)を選出した。
 受賞者は、今後、公開研究授業、学内出版物への執筆、学内シンポジウムへの参加を積極的に行うことで、他の教員の牽引者となることが期待される。
 なお、情報関係科目の長山格 工学部助教授は、2年連続の受賞となった。
 受賞者は次のとおり。
科目群名 科目名 前期/後期 担当者名 所属/職名
日本語・日本事情科目 日本語 III A 前期 高江洲由美子 大教センター非常勤講師
人文系科目 心の実験室 前期 道田泰司 教育学部助教授
社会系科目 消費者の自立 前期 花城梨枝子 教育学部教授
自然系科目 パースの世界 後期 山城一美 大教センター非常勤講師
健康運動系科目 健康・運動実技 前期 浦崎猛 大教センター非常勤講師
総合科目 脳の発達と人間 前期 富永大介 教育学部教授
琉大特色科目 沖縄の基地と戦跡II 前期 山内榮 大教センター非常勤講師
情報関係科目 情報科学演習 前期 長山格 工学部助教授
外国語科目 基礎朝鮮語I 前期 長嶺聖子 大教センター非常勤講師
先修科目及び転換科目 化学実験 前期 上門一哉 大教センター非常勤講師

平成18年度理学部就職指導講演会


学生を前に講演をする高安正勝 ぬちまーす代表取締役社長
 1月24日(水)に理系複合棟102教室にて、理学部における就職支援事業の一環として、在学生に対して、就職に関する意識を高揚することを目的として、平成18年度就職指導講演会が実施され、理学部在学生を中心に、学生・教職員約40名が参加した。
 始めに、土屋誠 理学部長より「本学の学生は就職活動があまり得意ではないと言われてきたが、今日の講演から色々なヒントを得てほしい」との開会の挨拶の後、物質地球科学科3年次の土井明日加さんが「海の仕事に憧れて - 海洋研究開発機構インターンシップ報告 - 」の題目で報告を行い、土井さんは「当機構では沢山の研究がなされており、チャンスだと思い色々な研究者と交流を行った」と話し、大学では得られない機会があることを強調した。続いて、平成12年卒業生であり、沖縄美ら海水族館技師の松崎章平氏が「水族館の仕事 - 沖縄美ら海水族館 飼育現場編 - 」の演題で、普段知ることの出来ない水族館職員の仕事内容を詳しく紹介した。最後に「会社はあなたの実力発揮の場」の演題で株式会社ぬちまーすの高安正勝 代表取締役社長が講演し、高安氏は「発明家になるという夢を持ち続けていたので、高い給与であっても会社員では満足できなかった。誰にも負けないものというのが、企業も一番求めているものだと思う」と話し、学生らを鼓舞した。

附属病院中庭で雪遊び


雪遊びをする親子と看護師
 2月13日(火)、附属病院へたくさんの雪が届いた。
 これは、海上自衛隊が青森県の八甲田山での訓練の際に専用機で持ち帰った約150kgの雪を「財団法人がんの子どもを守る会(のぞみ)」が本院の小児科病棟の子供達にプレゼントするという試みで、今回が初めてのイベント。県内の小中学校ではこれまで実施してきたが、病院については経験がなく、財団法人のぞみでは、普段外に出られず退屈な病院生活を送っている子供達がいることに気がつき、本院に白羽の矢が立った。
 午前10時半、附属病院1階中庭に段ボール箱から開けられた冷たい雪がブルーシートの上にたっぷりと盛られ、小児科病棟の子供達は、テレビでしか見たことない心温まるプレゼントに大喜び。意外にもお母さん方や看護師、なかには小児科の先生まで感激し、ミニ雪だるまやミニ雪合戦で時を忘れ楽しんでいた。

理工学研究科院生 金子敏章さんと與那篤史さんがIEEE学生論文発表賞を受賞


受賞した與那篤史さん(左)と金子敏章さん
 電気電子技術に関する国際的な学術組織であるIEEEのIEEE PES Japan Chapterにおける、電力及び電力系統技術を研究する学生研究者の海外における論文発表の奨励を目的とした、学生論文発表賞を理工学研究科博士前期課程1年次の金子敏章さんと與那篤史さんが受賞した。
 金子さんの発表論文は「H∞制御を用いた風力発電機のピッチ角制御による出力電力変動抑制」であり、不規則な風力エネルギーによる発電電力において、大型風力発電機の出力電力変動抑制に有効なピッチ角制御にH∞制御を適用した風力発電機のピッチ角制御法を提案したものである。
 與那さんの発表論文は「リカレント型ニューラルネットワークを用いた風力発電機の短時間出力電力予測」であり、風力発電機における風速予測に基づく発電電力予測手法として、リカレント型ニューラルネットワークを用いて一定時間先の風速予測を行い、その風速の予測値から風力発電機の出力電力を予測する手法を提案したものである。
 今年度の当論文賞は全国で6名が受賞した中で、本学学生がうち2名を占める快挙となった。
 受賞にあたって2者はそれぞれ次のようにコメントした。
 金子さん:「自分の研究成果が認められたことを光栄に思います。博士前期課程で得られた知識・能力により社会の発展に寄与したいと思います」
 與那さん:「IEEE学生論文発表賞というすばらしい賞を受賞できたことを非常によろこばしく思います。また、発表論文および研究に対してご指導頂いた千住先生と研究室メンバーに感謝したい」

亜熱帯フィールド科学教育研究センター西端 技術職員が樹木医に認定


樹木医に認定された西端技術職員(中央)
【沖縄タイムス2007.1.24朝刊9面掲載写真を転載】
(財)日本緑化センターが実施する、樹木の診断及び治療、後継樹の保護育成並びに樹木保護に関する知識の普及及び指導を行う専門家である樹木医の平成18年度資格審査に、農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター与那フィールドの西端統宏 技術職員が合格し、1月23日(火)沖縄県農林水産部より伝達があった。
 西端技術職員は今回の認定を受け、「狭い人間関係の中にいると自分の実力が評価しにくいが、第三者の公正な判断を得られたことは幸運だったと思う。これに驕らずに実力を磨き、与那フィールドをより利用しやすくしていきたいと思っているので、研究や散策などいろいろ利用してほしい」とコメントした。
 県内では、今年度西端技術職員を含め3名が認定を受け、計12名となった。また、本学では西端技術職員の他に、谷口真吾 農学部助教授も樹木医に認定されている。
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