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国際共同ワークショップ「tara PACIFIC in Okinawa 2017」を開催

2017年04月20日 掲載


フランスの非営利団体タラ財団と琉球大学理学部が共同主催するワークショップ「tara PACIFIC in Okinawa 2017」が平成29年4月17日(月)に琉球大学研究者交流施設・50周年記念館で行われました。

アニエス・ベー(agnès b.)とエティエンヌ・ブルゴワによって創設されたタラ財団は、気候変動と環境破壊が海洋にもたらす影響を明らかにするために、世界中の研究所や研究機関と共同で研究を行っています。タラ号は、過去13年間に10の探索プロジェクトを実施しており、今回のtara PACFIC(タラ太平洋プロジェクト)は11回目のプロジェクトとなります。今回の探査プロジェクトは、「サンゴ礁の生物多様性」を調査する事を目的としています。2017年2月から4月までの間、福岡、尾道、神戸、名古屋、横浜、東京、下田、北谷の各地に寄港し、一般向けの啓発イベントが行われました。今回のワークショップは、日本の寄港地で唯一開催された専門家会議です。サンゴ礁域をホームグランウンドとする琉球大学の研究者とtara PACIFICの研究者との交流促進を目的として開催されました。

タラ号が日本にやってくる!!

ワークショップは本学の西田睦理事・副学長(研究・企画戦略担当)の挨拶で幕を開け、前半はタラ財団の教育責任者Xavier Bougeard氏、田中厚子助教(理学部)、Sylvain Agostini助教(筑波大学)らにより、タラ財団の取り組みや各プロジェクトの目的・成果について紹介されました。

後半は、本学から中村崇准教授(理学部)、波利井佐紀准教授(熱帯生物圏研究センター)、tara PACIFICからは、Sylvain Agostini助教(筑波大学)、Maggy Nugues博士(CRIOBE-CNRS, France)、David Lecchini博士(CRIOBE-CNRS, France)がサンゴ礁研究に関する講演を行いました。非常に穏やかな雰囲気の中、参加者との議論も活発に行われ、近年注目されるサンゴ礁の大規模白化や地球温暖化の影響などに関して、タラ号乗船研究者と沖縄在住の研究者とで実りある意見交換が行われました。

今回のワークショップには、学内外から70名を超える専門家の参加がありました。特に学内からは大学院留学生の参加も多く、若い世代の活力に満ちたワークショップとなりました。日本のサンゴ礁研究を牽引する本学研究者と世界規模で海洋調査を行うタラプロジェクトの研究者の間で、より深い人的交流の意義は大きく、今後の発展に大きな期待が持たれるワークショップとなりました。

西田睦理事・副学長(左)とタラ財団の教育責任者Xavier Bougeard氏(右)

ワークショップの様子(研究者交流施設・50周年記念館)

マスコミ報道陣の高い関心があった本ワークショップ

概要説明する田中厚子助教(理学部)

tara PACIFIC概要を説明するSylvain Agostini助教(筑波大学)

中村崇准教授(理学部)による講演

Maggy Nugues博士(CRIOBE-CNRS, France)による研究紹介

波利井佐紀准教授(熱生研)による講演

元琉球大学外国人客員研究員David Lecchini博士(CRIOBE-CNRS, France)の講演

本学大学院留学生との交流