1. ホーム
  2. 放牧肥育牛成果発表会及び試食会を開催 琉球大学と八重山農林高校との高大連携事業

放牧肥育牛成果発表会及び試食会を開催
琉球大学と八重山農林高校との高大連携事業

2018年06月28日掲載


 平成30年6月2日(土)、石垣市の八重山農林高校で「高大連携事業における放牧肥育牛成果発表会及び試食会」が地元の生産者や保護者等を招き開催されました。

 平成25年度より、八重山農林高校のフードプロデュース科の生徒の皆さんと本学農学部の川本康博 教授が亜熱帯地域の牧草を利用した放牧肥育牛の研究を進めています。石垣島はその温暖な気候により年6回の牧草収穫が可能で、世界的に見ても肉用牛生産に適した地域であることから、地元で育つ牧草と副産物を有効活用した牛肉生産を目指し当研究はスタートしました。使用されている褐色和牛は赤身が多く適度な霜降りが特徴の和牛です。

 成果発表会及び試食会に先立ち、本学農学部の森山克子 准教授により食育講演会が行われました。森山准教授は「沖縄県は加工肉を食することが多く、肉類の栄養素の摂取に課題がある。今回共同で研究にあたっている八重山農林高校の皆さんには食育のリーダーになってほしい」とお話しされました。

引き続き行われた成果発表会において、八重山農林高校フードプロデュース科による研究成果報告が行われ、第一回、第二回の飼育実験を経て旨味や香りを引き出す熟成方法の検討や、ドローンを用いた放牧地の管理を行い、出荷後は協力企業での販売、企業分析も行ったと報告がありました。

発表会に出席した大城 肇琉球大学長は「本学は琉球諸島のために役に立つ大学として開学した。今後も人材育成、教育活動に貢献していきたい」と挨拶されました。

また川本教授より「周年放牧ができるのは八重山地域だけ。放牧肥育牛の牛肉生産システムをどのように展開するかが今後の課題である」と述べられました。

その後の試食会では、放牧肥育牛のローストビーフや焼き肉、牛そばなどを試食し、放牧肥育牛にあった調理法についてアンケートが行われました。

食育講演会を行った森山准教授

成果発表会の様子

研究経過を報告する川本教授

挨拶をする大城学長

試食した放牧肥育牛

試食会の様子