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RETI 2017 IN OKINAWAの開催について

2017年12月07日掲載


11月17日(金)から21日(火)までの日程で「RETI 2017 IN OKINAWA」を本学研究者交流施設・50周年記念館において開催しました。本会議は、国際沖縄研究所を主体として本学が主催したもので、世界12ヶ国・地域(英国、フランス、スペイン、マルタ共和国、ドイツ、カナダ、米国、キューバ、ニュージーランド、パラオ、台湾、インドネシア)から45名の研究者・学生を含む総勢100名の参加者が集結しました。

RETI(島嶼大学間ネットワーク)は、2010年7月コルシカ大学(フランス)の主導により、島嶼地域の課題について島の視点から学術的・科学的研究に取り組む環境を創出するため、世界中の島嶼に立地する19大学が集まって設立されました。2017年現在、16カ国・地域の27大学が加盟しており、琉球大学は、アジアで唯一の加盟大学となっています。

11月17日(金)18日(土)両日に行われたシンポジウムでは、「島嶼地域の展望:持続性と自律性」をメインテーマとして、島嶼地域に関する幅広い学術領域から計46の発表が行われました。また、基調講演会では、マルタ大学(マルタ共和国)のゴッドフリー・バルダッチーノ教授が「島嶼研究及び島嶼大学の役割」と題して、引き続いて、ニューファウンドランド・メモリアル大学(カナダ)のロバート・グリーンウッド教授が「メモリアル大学:ニューファウンドランド・ラブラドール州州民への特別な義務を果たすために」と題して講演を行いました。

11月17日(金)には、RETIガバナンス・コミッティも同時開催し、2018年度はニューファウンドランド・メモリアル大学(カナダ)において、また2019年度はラグナ大学とラスパルマス大学(スペイン・カナリア諸島)での開催が決定しました。

11月19日(日)には、沖縄の歴史や文化、自然を観察することを目的として、エクスカーションを実施しました。座喜味城跡、道の駅かでな、本部町備瀬地区、美ら海水族館の4カ所を参加者31名が巡りました。道の駅かでなでは、沖縄が抱える基地問題について、法文学部・我部政明教授が説明を行いました。また、備瀬地区では、フクギ並木や伝統的な住民の暮らしについて、農学部・陳碧霞助教が説明を行いました。

 11月20日(月)21日(火)の両日、学生を対象にしたオータムスクールを実施し、本学学生を含む13名が参加しました。法文学部・赤嶺政信教授、国際沖縄研究所・狩俣繁久教授、同・宮平盛晃ポスドク研究員、研究推進機構・山極海嗣特命助教が沖縄研究の講義を行い、活発な議論が行われました。二日目には、風樹館見学、バルダッチーノ教授による総括討論が行われました。

本会は、アジアで初の開催であり、RETI史上最多の参加者を集めることができました。本学交流協定大学のグアム大学(米国)や国立澎湖科技大学(台湾)等のアジア・太平洋地域に所在する島嶼大学からの参加もあったことが、今回の特色のひとつとなりました。地中海・大西洋地域の島嶼大学と、アジア・太平洋地域の島嶼大学を交流させることにより、今後全世界の島嶼大学間における学術連携を推進することが期待されます。

オープニングセレモニーで挨拶を行う
大城学長

RETIマルホランド会長
(ハイランド&アイランド大学長)

基調講演を行うバルダッチーノ教授
(マルタ大学)

グリーンウッド教授
(ニューファウンドランド・
メモリアル大学)

講演に耳を傾ける参加者

セッションの様子

閉会の挨拶を行う花城理事

レセプションで琉舞を披露する
琉球芸能研究クラブの皆さん

オータムスクールでの赤嶺教授の講義

宮平研究員の講義

RETIガバナンスコミッティの皆さん