1. ホーム
  2. 林野庁九州森林管理局と連携協定を締結

琉球大学と林野庁九州森林管理局が連携と協力に関する協定を締結

2017年08月04日掲載


平成29年8月3日、琉球大学は、林野庁九州森林管理局と連携と協力に関する協定を結び、本部棟第一会議室において協定締結式を執り行った。
 協定の内容は、本学と九州森林局が連携、協力して、生物多様性をはじめとする森林の有する多面的機能の持続的発揮、森林に対する意識の向上及び理解の深化、林業の成長産業化の実現及び農山村地域の振興に貢献するため、①研究・技術開発及びその他の普及、②森林・林業を通じた地域・環境に関する教育、③森林、林業を支える人材の育成・確保等を推進することとしている。

協定書締結式は、琉球大学の大城学長と林野庁九州森林管理局の原田局長が協定書に署名・押印を行い、取組み等の具体的な内容については、今後調整していく。

挨拶の中で大城学長から、この協定締結により、九州森林管理局から調査研究のための国有林使用やインターンシップなどの学生教育への協力を得ることができ、また、政府が世界自然遺産登録を目指している「沖縄(おきなわ)島(じま)北部」と「西表島」について、農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター与那フィールドは、その一部が世界自然遺産候補地となっており、本協定で取り組まれる研究・技術開発の拠点となりえる施設を保有しているという強みがあると述べられた。

引き続き、原田局長から、九州・沖縄地方は全国に先駆けて、スギ、ヒノキ等の本格的な林業生産活動が始動しており、農山村地域の活性化に結びつくことが期待されるが、一方、林業労働者の減少・高齢化、増加するシカ被害への対応、貴重な森林生態系の保全など課題が多く、九州・沖縄地方で林学系の専門コースを有する5大学(宮崎大学、九州大学、鹿児島大学、熊本県立大学、琉球大学)で連携と協力に関する協定を締結することにより、九州・沖縄地方の林業が抱える問題の解決に向けて、研究・技術開発を進めるとともに、これからの森林、林業を支える技術者の育成を進めたいと述べられた。

また、具体的にどのような連携をしていくのかとの記者の質問に対し、大城学長から、具体的な連携の取組はこれからだが、自然の大切さを県民、国民に知ってもらうための普及・啓発活動を連携して行っていきたいと答え、原田局長から、今回の協定は、九州森林管理局と5大学が協定を締結することが、全国でも初めてのケースであり、九州森林管理局は、大学間で共通の課題などに連携して取り組んでいきたいと答えた。

署名後の記念撮影
(左から)林野庁九州森林管理局の原田隆行局長、大城肇学長

関係者の集合写真