1. ホーム
  2.   第8回太平洋・島サミットでの首脳宣言において、理学部中村崇准教授がリーダーを務めるパラオのSATREPS成果を評価

  第8回太平洋・島サミットでの首脳宣言において、
理学部中村崇准教授がリーダーを務めるパラオのSATREPS成果を評価

2018年06月07日掲載


平成30年5月18日(金)、19日(土)に福島県いわき市にて開催された、第8回太平洋・島サミット(PALM8)において、本学理学部の中村崇准教授が日本側代表者としてパラオ共和国にて実施された、地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)のひとつである「サンゴ礁島嶼系における気候変動による危機とその対策」プロジェクトの成果が首脳宣言に盛り込まれました。

このプロジェクトは本学理学部の土屋 誠名誉教授、J.D.ライマー准教授、栗原晴子助教、国際沖縄研究所(現:島嶼地域科学研究所)の藤田陽子教授、観光産業科学部(現:国際地域創造学部)の宮国薫子准教授らを中心に、自然環境研究センターの木村匡主任研究員らの協力を得ながら、平成25年度(2013年4月)~平成29年度(2018年3月)に、国際協力機構(JICA)と日本科学技術振興機構(JST)の支援の下で実施されました。

本プロジェクトでは琉球大学、パラオ国際サンゴ礁センター、パラオ短期大学が日本とパラオのそれぞれのカウンターパートとして連携しつつ、パラオ共和国にて、自然科学的・社会科学的な分析・評価を通じた、気候変動影響下におけるサンゴ礁生態系の持続的な維持管理に資する新たな知見・課題の抽出、パラオの自然保護官・短大生・高校生へのトレーニングなどの人材育成、パラオの自然を紹介するガイドブックの発行と、教材としての現地高校・短大への無償提供、科学的成果に基づいた上下院議員団への政策提言や各州政府および政府機関への提言書の提出などを行いました。

プロジェクト期間中には、琉球大学理工学研究科でパラオからの留学生2名が修士の学位を取得しており、帰国後パラオでの研究・人材育成に関わっています。また、今後科学的成果に基づいた政策策定を進めるための宣言に署名がおこなわれるなど、将来のパラオにおけるサンゴ礁島嶼生態系の持続的利用に関する新たな展開がみられました。

*背景及び成果など[PDF]

*「サンゴ礁島嶼系における気候変動による危機とその対策」プロジェクト

https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2403_palau.html

*プロジェクトFacebookページ: https://ja-jp.facebook.com/pcorie/

*首脳宣言における科学技術分野に関する記載(抜粋)

(中略)首脳はまた,地球規模課題対応国際科学技術協力プログラムを通じたパラオにおける珊瑚礁及び沿岸生態系の持続可能な管理に関する提言及び能力構築の成果並びにこうした取組がその他の太平洋諸島フォーラム島嶼国によって採用される潜在性を認識した。

2017年9月にパラオ国際サンゴ礁センターで開催された合同調整会議