1. ホーム
  2. 榮野川優也さん(理工学研究科)が日本建築学会で優秀修士論文賞受賞

榮野川優也さん(理工学研究科)が日本建築学会で優秀修士論文賞受賞

2018年09月26日掲載


平成30年9月4日(火)、建設業界最大の学会である、日本建築学会全国大会本会にて、今年3月に理工学研究科を卒業した榮野川優也さんの修士論文が「優秀修士論文賞」を受賞しました。優秀修士論文賞は、全国の建築に関する修士論文「構造」「計画」「環境」という3つの分野全体でわずか15本しか選出されないもので、受賞論文は、学会本館の図書室に永久に蔵書として保存される学生の受賞としては非常に名誉ある賞となります。

 受賞した修士論文は「普天間飛行場基地跡地計画における緑地計画に関する提案型研究」と題するもので、現在滑走路以外が緑地で被覆され70%の緑被率となっている普天間飛行場の涵養する地下水が、基地の返還後開発がなされた場合、地下水への浸透がどのように影響を受けるかを調査・解析したものです。
 研究ではさらに、地下水浸透の減少により、涵養された地下水が湧水となって流出している水を基軸に発展してきた農業用水利用、民間企業利用、一般家庭利用がどのような影響を受けるのか、そして、それを緩和するためには、跡地利用計画の中で大規模緑地の配置を流域別にどの分量で配置すれば良いのか、などについて提案したものとなっています。
 他学部の教員や実務者からも助言をいただき、都市計画(土地利用計画)を基軸として、地盤工学、河川工学、地学などいくつもの専門分野をまたいだ研究の成果となっています。
 また1080回にも及んだ実測や指導教員の小野尋子准教授が関わる跡地利用計画で研究を反映できるよう考慮してもらうなど、実際の社会での行政計画に反映できる精力的な調査、それをもとにした解析、そして実際の計画につなげるアクションリサーチの姿勢が高く評価され、今回の受賞に繋がりました。

受賞した榮野川君は「琉球大学大学院でまとめてきた修士論文が、優秀修士論文賞として、 学会から認められたことを大変誇りに思う。指導していただいた先生方はもちろんだが、地域の方々にたくさん支えていただいた。引き続き研究を続けたい」と 抱負を述べました。

榮野川優也さん(右)と指導教員の小野尋子准教授(左)