琉球大学と沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)は、9月23日~26日に「21世紀 サンゴ礁、島国、およびアジア・太平洋共同体の将来」をテーマとして『沖縄におけるアジア・太平洋ユース科学交流フォーラム』を共同開催しました。
本フォーラムは、沖縄とアジア・太平洋諸島地域のつながりを強化し、沖縄を「科学技術の国際的交流の中心」として発展させることを目的として開催され、アジア・太平洋地域の大学生25名、九州地区、沖縄県内からは本学学生3名(観光産業科学部1名、理学部2名)を含む9名の合計34名の学生、アジア太平洋地域、沖縄県内の若手科学者8名がパネリストとして参加しました。
23日歓迎式では、本学大城肇理事・副学長から開会の挨拶があり、アジア・太平洋地域における自然生態系や文化資源等の多様性や共通課題の解決の重要性、本フォーラムの意義について述べ、参加学生を激励しました。 24日午前は参加学生によるポスター・プレゼンテーションがあり、参加学生、パネリストによる活発な質疑応答が行われました。本学学生は、沖縄県におけるサンゴ礁の被害や観光産業をテーマに英語による発表、質疑応答を行いました。午後はパネリストのプレゼンテーション、参加学生とのディスカッションを行い、島嶼地域における共通課題について意見交換を行いました。
25日午前のグループ・ディスカッションでは、「Climate Change(気候変動)」、 「Overexploitation/Overfishing(過剰開発/魚の乱獲)」、「Pollution(公害)」、「Community Engagement(地域の取り組み)」の4つに分かれ、アジア・太平洋の島嶼地域における気候変動の影響や共通課題等について意見交換を行い、地域としてどのように対処すべきか熱心に検討しました。午後は、各グループの討論の結果を発表した後、解決策の提案内容について更に討論を行い、最終的に解決策としてまとめました。
まとめの討論と閉会式には、本学から佐藤良也理事・副学長、山崎秀雄副学長、医学研究科・松下正之教授、医学部・外間登美子教授が参加し、参加学生やパネリストと和やかに懇談が行われました。
今回のフォーラムでは、アジア・太平洋地域から一堂に集まった学生や研究者が直面する諸課題について意見交換し、問題解決に向けて共に議論することにより国・地域を超えた共通認識や島嶼地域の将来のためのビジョンを持つことができ、大変有意義なフォーラムとなりました。なお、期間中に採択された決議案は、参加学生、パネリスト全員が署名した「Resolution Plan(解決策)」として、それぞれの国や自治体、関係機関等に報告することになっています。
参加大学リスト
| 大学名 | 国・地域 | 参加学生数 | 大学名 | 国・地域 | 参加学生数 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハワイ大学 | 米国 | 2 | ボゴール農業大学 | インドネシア | 2 |
| グアム大学 | 米国 | 1 | ディポネゴロ大学 | インドネシア | 2 |
| ジェームス・クック大学 | オーストラリア | 1 | ビコル大学 | フィリピン | 2 |
| 南太平洋大学 | フィジー | 4 | 国立台湾大学 | 台湾 | 2 |
| 国立サモア大学 | サモア | 2 | 茨城大学 | 茨城県 | 1 |
| アテニシ大学 | トンガ | 2 | 九州大学 | 福岡県 | 1 |
| パプアニューギニア大学 | パプアニューギニア | 2 | 立命館アジア太平洋大学 | 大分県 | 3 |
| ニューカレドニア大学 | ニューカレドニア | 1 | 国立沖縄工業高等専門学校 | 沖縄県 | 1 |
| パラオ地域短期大学 | パラオ | 2 | 琉球大学 | 沖縄県 | 3 |

歓迎式での大城理事・副学長開会挨拶

ポスターセッション

グループ・ディスカッション01

グループ・ディスカッション02

討論会