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TREE PROJECT 
~アートで伝える「生物多様性−Biodiversity」~

平成24年 4月2日 掲載


2011年11月5日から9日までの5日間、英国から2人のアーティスト、ティム・コリンズさんとレイコ・ゴトウさんを招き、アートを通して「生物多様性−Biodiversity」を伝えるワークショップを行いました。このワークショップには教育学部美術専修を中心に14名の学生が参加しました。

琉大の環境をみなさんに考え、感じ、見てもらいたいと思っています。木に巻いている印は、色で琉大キャンパスの樹木の多様性を表すとともに、御嶽によって守られてきた千原池周辺の生物多様性と水の流れを視覚化したものです。

琉球大学図書館前のガジュマル

琉球大学図書館前のガジュマル


御嶽(うたき)とは?

御嶽とは、神が降臨すると言われる聖地のことです。その多くは森の空間や泉や川などで、島そのものであることもあります。その周囲は聖域とされ多くの自然が手つかずのままであることが多く、地域を守る聖域として多くの信仰を集めています。沖縄には400〜500もの御嶽があると言われるなか、琉大北食堂の裏にある階段をおりた千原池上流にそのひとつがあり、拝みの場所として使用されています。

琉球大学内の木々の分布と、木々の特徴を記したマップ

琉球大学内の木々の分布と、木々の特徴を記したマップ

拡大図

拡大図

この御嶽周辺に自生している14種類の樹木が琉球大学内にどれだけ生えているのかを調べマップに記しました。しかし、実際に調べてみるとこの14種類の樹木は少なく、後から学部ごとに樹木が植えられたのだと知りました。

葉のゲートを使用してのパフォーマンス

葉のゲートを使用してのパフォーマンス

木々の特徴が書かれたプレート

木々の特徴が書かれたプレート

琉大キャンパスで最もたくさんの生物が生息している千原池。そこに架かる球陽橋が、生物多様性の世界への入り口の一つであることを、葉のゲートパフォーマンスで表現。このエントランスをくぐると、琉大のさまざまな植物からのメッセージが見えます。


私たちプロジェクトメンバーも、まだまだわからない事ばかりですが、このプロジェクトを進める中で琉大の環境に対する見方に変化が生まれました。生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性など、様々な生命が豊かに存在し、私たち人間も含め、全てが直接に間接的に支えあいながら生きています。しかし現在、地球上で一年間に4万種ほどの生きものが絶滅しているといわれています。琉大の生物多様性を見つめていく中で皆さんにも小さな変化が生まれると嬉しいです。

『Environmental and Public Art Project』
  メンバー

ティム・コリンズさん  レイコ・ゴトウさん  小林豊 先生

教育学部美術教育専修
比嘉沙織  宮平智江  橋本優  秋山美野  榎砂千可
大川晃  太田麻美子  杉本梨菜  仲間清香  福元涼子

教育学部島嶼文化教育コース
喜納亜梨花  辻夏希

教育学部心理臨床科学コース
徳原 早紀  富本春華

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