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平成22年度琉球大学卒業式・大学院修了式

3月23日(水)、卒業式及び大学院修了式を本学体育館と大学会館それぞれで執り行われ、学部生1,476名、大学院生259名、専攻科生8名を多数の保護者等関係者が出席して門出を祝った。

卒業式

学長告示

平成二十二年度卒業式告辞 皆さん、ご卒業おめでとう御座居ます。皆さんを今日まで御指導された先生方や皆さんを支えてこられた御家族の方々に心からお慶びを申し上げます。 皆さんは大学で多くのことを学び、将来に役立つ知識をしっかり吸収したことと思っています。しかし、学問の進歩や社会の変化は非常に早く、 学んだ知識はすぐに古くなります。皆さんは大学で単に知識を学んだのではなく、自分で問題を見つけ自ずから解決する自立した個人になることを学んだことと思います。

琉球大学は、他の国立大学とは設立の経緯が大きく異なり、他の国立大学が旧制度の大学や高等学校を基にして設立されているのに対し、全く新しい理念のもとに 1950年に創立され、地域貢献と国際性が特徴となっています。他の国立大学も地域貢献や国際性を目標に掲げていますが、琉球大学の地域貢献と国際性は一体となって発展しているもので、 沖縄の歴史、文化、社会や経済、そして自然や環境に根差しています。

かつてニューヨークのコロンビア大学等で日本文学を教えていたサイデンスティッカーが、 「日本は国際化という掛け声に埋もれ、世界が認めている大切な文化が壊されている」と言った意味のことを書いたことがあります 。 サイデンスティッカーは、川端康成の小説や源氏物語などを見事な英文に翻訳した人で、川端康成がノーベル文学賞を獲得したのには、 サイデンスティッカーの英訳が素晴らしかったこともあずかっているといわれています。日本の文化を深く愛した人です。確かに国際性が豊かになり、 色々と新しく変化が起こってきますと、古くからもっていたものが失われるといったことが考えられます。しかし、沖縄は古くからアジアや太平洋地域と交流し、 独自の歴史や文化を作り上げてきています。私共の大学は、各学部で明確な目的を持ち、学部によっては、低開発国との交流や沖縄の地域発展とが しっかりリンクした国際交流などを行っています。

皆さんが学んだ琉球大学は、各学部の特色ある教育研究の総和として大きな特色を有し、 レベルの高い学問を発展させています。 皆さんはしっかりそれを学び身に付けたことと思います。 文系の学部そして理系の学部は、 それぞれ魅力ある学問を発展させ、1-2例を挙げますと、文系学部の沖縄と広い海で繋がるアジア・太平洋域の研究や、 理系学部の COE に採用された珊瑚礁域の生物多様性の研究などがよく知られています。

他にも多くのすぐれた研究が学部や研究所などにあります。皆さんは琉球大学でそれらを学び、考える力、そして真実をみる力を養ったことと思います。 これからの長い人生において色々な問題に突き当たり困難もあるかもしれませんが、琉球大学で学んだことを誇りにし、前向きに対処して下さい。

皆さんの将来に期待し門出を心からお祝いします。

なお、卒業生のなかには今度の東北地方太平洋沖地震の被災地の出身の方もいらっしゃると思います。 心からお見舞い申し上げ 、 一日も早い復旧をお祈りいたします。

平成二十三年三月二十三日
琉球大学長岩政輝男

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卒業生総代答辞

平成22年度卒業式 答辞

本日は、岩政学長、理事の諸先生をはじめ、関係各位にご臨席を賜り、私たち卒業生のために 盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。卒業生一同心より御礼申し上げます。

希望と不安を胸に抱きながら琉球大学に入学したあの日から4年の月日が瞬く間に過ぎていきました。 大学生生活を振り返りますと、諸先生方のご指導や職員の方の親切なサポート、すばらしい友人たちとの 出会いによって勉学やサークル活動など様々な経験をし、とても充実した大学生活を送ることができました。

共通教育では専攻する専門知識だけでなく、幅広い分野の知識を学ぶことができ、大学で学べる喜びを 感じました。専門課程では、初めて学ぶことばかりで苦労しましたが、同じ目標を持った仲間たちとともに 切磋琢磨しながら知識や技能を学ぶ事ができました。 私たちの生活に欠かす事のできない農学、この研究室で得た数多くの知識や経験は今後の私の人生において 基調な財産になるでしょう。

4年間の学生生活を通して尊敬できる先輩やかけがえのない多くの友人を得ることができました。 その友人たちとともに勉学に励み、そしてよく遊んだ時間はとても有意義なものでした。 その中で得た事は計り知れず、私たちの今後の人生における貴重な財産です。 の大学生活は友人抜きには考えられず、今後も喜びや苦しみを共有し、支え合っていける 関係が続く事を強く願っています。

在学中に素晴らしい先生方や友人たちとこのような時間を共有できました事は、今振り返りますと 懐かしい思い出です。いざ卒業となりますと、将来への第一歩を踏み出す希望と喜びを覚える一方で、 いざ卒業となりますと、将来への第一歩を踏み出す希望と喜びを覚える一方で、友人たちとの別れに 寂しさを感じずにはいられません。

昨日おこった東北地方太平洋沖地震では、多数の被害がありました。今後の日本がどのような道を歩むのか わからないまま、4月から私たちはそれぞれの道を歩み始めなくてはなりません。その前途には今まで 以上に困難な事が数多く待ち受けているでしょう。しかし、私たちは琉球大学で得た知識・技術をもとに 待ち受ける困難に立ち向かわなければなりません。琉球大学の卒業生である事に誇りを持ち、より良い未来を 切り開いていけるように日々邁進していく所存です。

最後になりましたが、未熟な私たちに温かい励ましとご指導をくださいました諸先生方、 様々な場面で私たちを支えてくださいました職員の皆様、互いに支え合ってきた友人たち、 そして大学卒業を迎えた今日まで私たちの成長を見守り続けてくれた家族、その他多くの方々に 心より御礼申し上げます。

琉球大学のより一層の発展と皆様のご多幸を願って、答辞の言葉と代えさせていただきます。

平成23年3月 卒業生代表 国吉梨紗

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修了式

学長告示

平成二十二年度大学院修了式告辞

皆さんおめでとう御座居ます。大学院を修了されたことを心からお祝い申し上げます。 皆さんを指導された先生方や皆さんを今日まで支えて下さった御家族の方々にも 心からお慶びを申し上げます。

大学院で指導にあたられた先生方とも相談されたでしょうが、皆さんは自分 で問題を考え、自分でその解決のための研究を行い、今日を迎えられたことと 思います。皆さんが成し遂げた研究成果は、きっといつの日にか社会に役立つ ことと思います。

現在の不況や環境問題などが山積みしている社会では、すぐに役立つ研究が要求され、 自由なのびのびとした研究があまり行えないようになっており、未来への発展を考えると 困った状態と思います。

琉球大学は、地域に根差し地域に貢献する研究と基礎的な研究を大切にしています。 皆さんは自由で豊かな発想で研究を行われたことと思います。新しい発見は、 古い定説を塗り替えるものです。大学院での教育は、自立した研究者や自立した人を育てるものです。 皆さんがこれから大いに活躍されることを期待しています。 大学院の修了生の働く場をもっと広げたいと思い努力しています。 大学院の修了生が必要な社会になっていることがもっと理解される日も遠くないと思います。

今後の皆さんの活躍を心から祈り花向けの言葉といたします。

このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げ、 不幸にして犠牲となられた方々に対しまして深く哀悼の意を表します。 一日も早い復旧をお祈りいたしています。

平成二十三年三月二十三日
琉球大学長
岩政輝男

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修了生総代答辞

寒さもようやく和らぎはじめ、あたたかな春の日差しを感じる季節となってまいりました。今日の良き日に終了を迎えるに当たり、修了生を代表致しましてご挨拶させていただきます。

本日はお忙しい中、岩政学長をはじめ諸先生方、並びに御来賓の皆様にご臨席を賜り、このような盛大で心温まる修了式を挙行して頂き、誠にありがとうございます。また、学位を拝領するにあたり、皆様方から御心のこもったお祝いのお言葉を頂戴し、熱く御礼申し上げます。

本日をもちまして、私達は琉球大学大学院の課程を修了致します。私達一同は、大学院入学以来、それぞれの研究科で自らの研究課題に取り組んでまいりました。研究の道のりは、決して平たんなものではありませんでした。壁にぶつかり、立ち止まり、動けなくなった事も、一度や二度ではありません。そのような時、先生方はいつも私達の道しるべとなってくださり、進むべき道へ導いてくださいました。私が所属いたしました人文社会科学研究科の先生方には、学術領域の枠を超えて学際的な研究をすることの意義を教えて頂きました。また、大学院生活を通して、様々な学会やシンポジウムへの参加機会を多く与えて頂きました。それらを通して、沖縄、日本、そして国外の研究者や作家と語り合える貴重な機会を得る事ができ、大学院入学前には知りえなかった世界が、徐々に眼前に現れてくるのを実感したものです。

本日、学位を取得する事が出来ましたのは、先生方のご指導、ご鞭撻の賜物です。また、これまで共に研究の苦しみや喜びを共有し合った友人達、研究環境を整えてくださった大学職員の皆様、またその他私達の大学院生活にお力添えいただいたすべての方々に、厚く御礼申し上げます。そして、大学院生活をこれまで支えてくれた家族にも、深く感謝致します。

私達修了生は、それぞれの新たな目標を達成するべく、これまでに足を踏み入れたことのない世界に挑戦します。私達の前途は決して容易なものではないでしょう。乗り越えるには高すぎる壁が待ち受けているかもしれません。しかし、本大学院を修了した誇りを胸に、自らが選んだ道を信じ歩み続ける決意です。そして、本大学院で学んだことを通し、地域社会・国際社会に貢献していける人材になるよう努力していく所存です。

最後になりましたが、本大学院のさらなる発展と、本日お集まりいただいた皆様方のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。

平成23年3月23日
修了生代表
人文社会科学研究科 仲宗根 祐希

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