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保健学研究科大学院留学生・国際学会でベストプレゼンテーション賞を受賞

2018年10月24日掲載


保健学研究科博士後期課程のクリスタル・アミエル・エストラーダさんは、2018年9月12日(水)~14日(金)にマレーシア・コタキナバルで開催された第50回アジア太平洋公衆衛生学会:Asia Pacific Academic Consortium for Public Health Conferenceにてベストオーラルプレゼンテーション賞を受賞しました。

本学会はアジア太平洋地域の公衆衛生校のネットワークで毎年行われるもので、公衆衛生学の国際学会として重要なものです。琉球大学大学院保健学研究科はメンバー校としての役割を果たしてきましたが、今回学生では初めての受賞となりました。数多くの演題から161の演題が口演として採択され、その中で最も優秀な口演として選ばれました。

クリスタル・エストラーダさんはフィリピンからの留学生ですが、本学保健学研究科国際地域保健学教室で勉強をしながら母国に度々もどり、首都圏マニラでの学校教育から脱落した学生たちを受け入れているAlternative Leaning Systemで学ぶ学生たちを対象にメンタルヘルスの研究を実施しています。

今回はこの研究の一部を発表しましたが、演題名は“A qualitative study on the role of school psychosocial environment on the suicidal ideation and behaviors of Filipino adolescents enrolled in the Department of Education’s Alternative Learning System”であり、現在開発途上国でも注目が高まってきている精神保健・思春期保健の分野にいち早く取り組んだ研究です。また、学校に来ない子ども達を対象にした研究で、多くが貧困層でスラムに居住しており、大変アクセスが難しいグループを取り扱っていることも評価できます。研究結果は今後学位論文としてまとめられるだけでなく、フィリピンの精神保健・思春期保健政策の実施に大きく寄与するエビデンスとなると期待されます。

今回の受賞を受け、本人のみならず琉球大学や協力機関のフィリピン大学からも称賛の声が多く聞かれ、両校の多くの大学院生・教員が大いに刺激を受けています。

表彰楯を手にするクリスタル・アミエル・エストラーダさん

ベストオーラルプレゼンテーション賞の授与式